2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12718A02)
募集終了

国名
ソロモン
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

環境・気候変動・防災管理・気象省

2)配属機関名(日本語)

イザベル州政府 環境・気候変動事務所

3)任地( イザベル州ブアラ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先となる環境・気候変動事務所は、イザベル州における自然環境保護、環境アセスメントやモニタリングを行う目的で2014年に設立された部署で、廃棄物管理、環境啓発等の事業を主管している。青年海外協力隊(JV)の派遣は、2016年度4次隊の環境教育JVが初代であり、現在も活動中である。管理職と担当職員1名ずつの小規模な部署であるが、自然環境保護活動を行う国際非営利団体との協力や、州政府水産担当部局との協力など、幅広く協働している。なお、ソロモンでは、JICA広域技術協力プロジェクト「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト(J-PRISM)フェーズ2」が首都ホニアラ市を中心に実施中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

J-PRISMの支援を受けたソロモン政府は、3R(Reduce,Reuse,Recycle)活動の推進、廃棄物処分システムの改善をプロジェクト対象外の各州にも拡大させたいと考えている。イザベル州政府でも、ごみ処理方法の改善、ごみの減量化、リサイクル推進、啓発活動等に重点的に取り組むため、部署の新設や環境教育JVの派遣が行われた。イザベル州は人口約26,000人の自然豊かな島であり、国内で最初に指定された海洋自然保護区も存在する。州都ブアラにはごみ集積場があるものの適切な処理は難しい状態で、それ以外の地域には集積場もほとんどない。ごみの処理はコミュニティや家庭単位での実施が多く、教会や女性グループなど、コミュニティを通じた啓発活動や仕組み作りを進める必要がある。現在活動中の環境教育JVは、コミュニティでの各種集会や学校での啓発活動を進めており、州政府から、活動の継続のために後任が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

廃棄物管理を目的として、同僚と共に以下の活動を行う。
1.学校やコミュニティの女性グループ、教会等を中心とした、住民に対する3Rや環境啓発活動の実施
2.州都ブアラにおけるごみ収集方法の改善への協力
3.アルミ缶リサイクル・リターン事業の推進、発展に向けた協力
4.イザベル州内のリゾート等と連携した、自然環境保護活動の推進への協力
その他、鉱山業・林業等の関係者等に対する、環境保護を主題としたワークショップへの協力が求められる可能性もある。また、関心に応じて、同僚の実施するウミガメ等海洋生物の調査・保護活動への同行や協力の可能性がある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プリンター(モノクロ)、プロジェクター(HDMI端子なし)、文房具等
巡回活動時には、主に配属先の車両、ボートを利用(州政府スタッフが運転・操縦)

4)配属先同僚及び活動対象者

・同僚
管理職: 男性1名(自然環境保護団体The Nature Conservancy所属)
職員(カウンターパート):男性1名(20代後半)。州政府同僚は男女比6:4、30代中心
・活動対象者
学校(教員・生徒)や女性グループなどを含む地域住民
林業・伐採業従事者を主とした海外からの労働者等

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・環境関連、教育、企画・運営、営業等の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

環境行政関連の知識やイベント、ワークショップの企画・運営経験があるとなお良い。インターネット接続は可能だが不安定。同性JVとの同居、又はホームステイの可能性あり。現地語学研修で現地共通語を英語で学習。