2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12718A04)
募集終了

国名
ソロモン
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・人的資源開発省

2)配属機関名(日本語)

ビウラ中高校

3)任地( ウェスタン州ビウラ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ビウラ中高校は1990年にワールドバンクによって建てられた州立の全寮制の学校である。ビウラは、ウェスタン州ムンダからボートで40分ほどの距離にあるニュージョージア本土の海岸沿いに位置しており、ロビアナラグーンに面している。Form1-7(Form1-6:日本でいう中学1年から高校3年、Form7:大学予備学年)までの生徒が約370名在籍しており、教員・スタッフ数は約25名。2018年2月現在、数学教育隊員が派遣されている。過去に青年海外協力隊(職種:保健師、理数科教師、野菜)が活動していた(2010年まで)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ソロモンでは、National Education Action Plan(2013-2015)に基づき、1)教育へのアクセス改善、2)教育の質的改善、3)教育機関のマネージメント改善に取り組んでいる。教育へのアクセス面では着実な改善がみられているものの、教育の質の改善は喫緊の課題となっている。配属先では、州立の学校であるものの教育レベルの低下がみられ、2017年から副校長以下校内人事が一新され、学校内の教育環境改善及び学力レベルの向上に努めている。2016年度2次隊として派遣された数学教育隊員は、現在、Form3(中学3年)を担当し、基礎数学能力、全国統一テストの結果向上及び同僚教員の教授法の改善に向けて取り組んでいる。教育面で成果を上げるには継続的な努力が必要なことから、配属先から引き続き青年海外協力隊の要請が上がった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.数学の授業を受け持つ(配属後に校長・同僚と相談の上、受け持つ学年を決定する)
2.同僚の数学教師に対し、教授法などについて適宜助言する
3.教師やスタッフと共に、各種教材等の整理、適切な保管方法を検討、定着させる
4.可能であれば、学校行事や課外活動(スポーツ活動含む)の活性化を行う
5.可能であれば、ソロモン国立大学教育学部配属のシニア海外ボランティア(数学教育)と連携した活動を行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

カリキュラム、教材

4)配属先同僚及び活動対象者

数学教諭:3名(20-30代男・女)
他教科教諭:20名
生徒:約370名(中学1年から大学予備学年)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)理系 備考:数学の授業を行うため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

現地語学研修では、ピジン語を学習する。電気は、小規模水力発電のため不安定でソーラー電気を事務所から貸与。水は主に雨水を利用。生活用品の買い物のために、定期的に学校からムンダまでのボートが出る。