2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12718B02)
募集終了

国名
ソロモン
職種コード 職種
C401 水産開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3
漁村でのワークショップ 海洋保全区の標識 ソロモンの市場の魚

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

漁業・海洋資源省

2)配属機関名(日本語)

沿岸漁業部 地域基盤型資源管理(CBRM)課

3)任地( ホニアラ市 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

漁業・海洋資源省は、漁業、海洋資源、養殖に係る調査や漁業権管理、漁業振興等を司る政府機関である。沿岸漁業部に属する水産資源管理課は、2012年に設置され、海洋資源保護のため、各州の水産部職員や外部関係団体と連携して、漁民やコミュニティへの海洋資源に関する啓発活動や研修の実施、資源管理計画策定のための技術支援等を行っている。現在、JICAは漁業・海洋資源省へ個別専門家「コミュニティ主体の沿岸資源管理・利用による生計向上のためのアドバイザー」が派遣されている。2018年6月からはマキラ・ウラワ州のキラキラ水産センターに青年海外協力隊員(コミュニティ開発)が派遣予定である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ソロモン諸島は、世界的にも最も豊かな海洋生態系が存在すると言われる地域(コーラルトライアングル)に位置しており、サンゴ礁やマングローブ林をはじめとする豊かな海洋資源を保有している。そのため、多くの人々が生活の中で多面的に漁業に依存しており、特に地方の村落部では、魚やその他の海産物が非常に重要なたんぱく源・現金収入源となっている。しかし、近年の人口増加や市場の拡大、地方村落部における現金収入の必要性の急速な拡大、気候変動等に伴い、海産物の乱獲・混獲や海洋資源の枯渇が懸念されており、持続可能な漁業開発が急務である。そのため、派遣中青年海外協力隊は、啓発教材の開発、国内CBRMの情報共有、研修マニュアルの作成、日常業務の効率化などの活動を行っている。配属先は、2017年に配属された若い職員も多く、啓発教材や研修マニュアル活用の定着、職員の能力強化には、時間を要することから、後任要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚とともに、自身の経験を活かしながら可能な範囲で以下の業務を行う。
(地方へ出張し、コミュニティでの啓発、研修を行うこともある。)
1.沿岸部コミュニティに対する水産資源管理の啓発及び関連活動の実施支援
2.漁民の漁業管理計画立案に係る技術的アドバイス
3.住民の生計向上を図る活動(水産物の付加価値化、流通改善、地場産品の開発など)の提案及び実施支援
4.CBRM課職員及びコミュニティのCBRM担当者の能力強化等 (CBRM: Community Based Resource Management)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オフィス、机、GPS、CBRM啓発教材、船外機付ボート

4)配属先同僚及び活動対象者

・CBRM課 課長(女性30代)、職員5名(20-50代・男女) 、プロジェクトスタッフ3名(20-40代・男女)
・沿岸漁業部 職員総数約20名
・州水産部 職員総数約20名

コミュニティの漁民等も活動対象となる

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・大卒(水産学)理由:専門知識が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同性JVとの同居、又はホームステイの可能性あり。任地での現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。