2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12718B05)
募集終了

国名
ソロモン
職種コード 職種
G212 植物学
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3
Orchid House Nursery Botanical Garden Office

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

森林・研究省

2)配属機関名(日本語)

ソロモン諸島国立植物園

3)任地( ホニアラ市 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国立植物園は植物標本部門(Herbarium)と植物園部門(Botanical Garden)からなっており、植物標本の採取と分類・管理および植物園の運営を行っている。2008年から5年計画で高知県牧野植物園との間で研究教育協定が結ばれ、国内有用薬用植物の調査に協力してきた。これまでに3名の青年海外協力隊(JV)が派遣されており、2010年から14年にかけて2名の植物学JVが活動し、現在は環境教育JVが啓発を中心とした活動を行っている。また、JICA草の根技術協力を通じた日本のNGOによる支援が行われている他、太平洋地域環境計画事務局(SPREP)による植物園調査・整備計画の実施予定がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

自然豊かなソロモンであるが、首都の人口集中に伴う開発や、輸出用木材確保のための森林伐採等、自然保護意識の啓発が必要な状況にある。配属先はこの点で大きな役割を果たし得る施設であるが、現在、訪れる市民や観光客は少なく、その機能を十分に果たせていない。過去2代にわたって派遣された植物学JVは、植物名等の案内板設置、パンフレット作成、ラン園の充実化等に貢献した。現在は環境教育JVが活動中で、自然教育の場としての植物園の環境改善や、森林保全を目的とするJICA技術協力プロジェクトと協力しながら、子どもや学校向けの啓発活動等を行っている。こうした中、植物園事務所および標本庫が拡充・移転することとなった。それに伴い、2000年に起きた民族対立による騒擾によりフィジーに退避されていた約26,000点の植物標本の返還予定もあり、標本の分類、整理、データ登録や有効な保管方法の助言等が必要とされている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚とともに、以下の活動を行う。以下の内、1の活動が特に期待されているが、ボランティアのバックグラウンドによっては3を中心とすることも可能。
1.植物標本の分類、整理、データ登録や有効な保管方法の実施・助言
2.植物園の状況を改善・活性化し、市民や観光客が訪れやすい環境の整備に向けた支援
3.可能であれば、環境教育に関する活動の企画・立案・実施(ネイチャーゲームやコンポスト作製指導など)。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピュータ、カラープリンタ、押葉標本貼付器(日本製)、標本乾燥機、野冊、ラミネータ

4)配属先同僚及び活動対象者

統括責任者(男性、40代)
標本庫・植物園部長(男性、40代)
標本部門、植物園部門スタッフ(6名、男女、30~40代)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・植物学または関連分野の知識や経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

環境関連の活動、教育、企画・運営の経験があるとなお良い。同性JVとの同居、又はホームステイの可能性あり。任地での現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。