2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12718B06)
募集終了

国名
ソロモン
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3
NCDクリニックの様子 病院の待合室での啓発活動 キラキラ病院

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・医療サービス省

2)配属機関名(日本語)

キラキラ病院

3)任地( マキラ・ウラワ州キラキラ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先であるキラキラ病院は、人口約4万人のマキラ・ウラワ州の拠点病院で、州都キラキラ及びその周辺地域の住民への医療サービスの提供、及び州内各地にある37カ所の診療所等(看護師が駐在)への支援を行っている。職員は約70名で病床数は63床、外来患者は50~60人/日である。2013年以降、約2年にわたって青年海外協力隊(JV)の看護師2名が順次活動し、看護業務を支援しながら院内感染対策に係る協力を行った。2017年からはNCDs(いわゆる生活習慣病)対策への協力を目的とした看護師JVが派遣され、現在も活動中である。また、州保健局に所属する作業療法士JVが、病院のリハビリテーション科を支援している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ソロモンでは、他の大洋州諸国同様、糖尿病、高血圧を中心としたNCDs対策が大きな課題となっているが、医療者、地域住民ともに生活習慣病に関する知識が乏しく、日常生活における疾病予防や健康増進への意識の向上が必要である。また、特に地方部では、医療機関の体制、情報や交通インフラの脆弱性もあり、NCDs罹患者の実態把握や啓発活動の実施は緒に就いたばかりである。こうした中、キラキラ病院からNCDs対策への支援が要請され、看護師JVが派遣された。現在活動中のJVは、NCDs対策担当の現地看護師と共に、患者や医療関係者への指導・啓発や周辺コミュニティの実態把握を進めている他、ズンバの紹介等を通じた運動推進の活動を行うなど、子どもや地域住民を対象とした病院外での活動も行っている。こうした活動は配属先に高く評価されており、また継続的な取り組みが必要な課題であることから、後任JVの要請が行われることとなった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

病院の看護師の一員として業務を行いながら、同僚看護師と共に以下の活動を行う。1~3の活動を中心に、4の活動についても可能な範囲で協力する。
1.病院内の生活習慣病クリニックを中心に、患者および家族に対する指導を行う。
2.州内の医療機関への巡回診療に同行し、生活習慣病の実態把握、患者や家族への指導を行う。
3.患者や地域住民、医療関係者などを対象とした、生活習慣病対策に関する啓発活動の企画・実施やパンフレット等ツールの作成、改善等を支援する。
4.病院での業務を通じ、5Sの紹介など業務環境の改善をサポートする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

血圧計、体温計、サチュレーションモニター、生体モニター、血糖測定器

4)配属先同僚及び活動対象者

生活習慣病担当看護師(カウンターパート)30代男性
医師1名 30代男性
看護部長 50代男性
看護師(看護師23名、准看護師10名)20代~50代男女
患者および患者家族
地域住民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務に指導が含まれるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

同性JVとの同居、又はホームステイの可能性あり。任地での現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。