2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12718B07)
募集終了

国名
ソロモン
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3
患者さん宅にて介入の様子 同僚が福祉用具作成 配属先の新オフィス

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・医療サービス省

2)配属機関名(日本語)

ホニアラ市役所CBR課

3)任地( ホニアラ市 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都ホニアラの市役所に設置されたCBR課は、ホニアラ市内を中心としたCBR(Community-Based Rehabilitation:地域社会に根ざしたリハビリテーション)サービスの提供を行っている。具体的には、地域のコミュニティやクリニックを巡回し、障害者へのリハビリサービスの提供や、車椅子や杖等、福祉用具の管理と供給などを行う他、障害予防のための啓発活動も実施している。また、保健・医療サービス省(MHMS)やガダルカナル州政府のCBR課との協働体制にもあり、協力して支援イベントや啓発イベントの運営に関わる他、ソロモン国立大学CBR学科の学生指導にも協力している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ソロモンではリハビリテーションに対する高い需要があるが、高い専門性を持つ人材は少なく、地域でのリハビリテーションにおいては、CBRワーカーと呼ばれる担当者による初歩的なケアが中心となっている。これまで、MHMSや国立中央病院、地方の州政府や病院などでPT、OT、STのJICAボランティアが活動を行っており、ホニアラ市役所CBR課では2017年から作業療法士JVが活動中である。活動中のJVは、同僚のCBRワーカーやMHMSのスタッフ、CBRを学ぶ大学生などと共に、配属先の一員として業務を遂行しながら、作業療法の視点や知識、技術を伝え、CBRサービスの質の向上を目指している。ソロモンのリハビリテーションは、MHMSのCBR課主導で実施されてきたが、市役所CBR課の役割拡大も期待されている。そうした中でスタッフの能力向上や業務改善に取り組むボランティアへの期待は高く、後任が要請されるに至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

CBR課の一員として同僚と共に活動し、以下の1、2を中心とした取り組みを行う。その他、可能な範囲で3、4への支援も期待されている。
1.ホニアラ周辺の障害者宅やクリニックを訪問し、リハビリサービスの提供や評価、患者・家族指導を行う。
2.配属先スタッフに作業療法の視点や技術を伝えるとともに、スケジュールや記録管理についての助言を行う。
3.配属先や保健・医療サービス省の関わるイベントや啓発活動の実施に協力する。
4.国立中央病院、赤十字特別支援センターなど、市内関連機関におけるリハビリテーション活動への側面支援に協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

車椅子、杖、歩行器などの福祉用具

4)配属先同僚及び活動対象者

CBRフィールドワーカー(20代男性)
ホニアラ市役所保健部門長(40代女性)
保健・医療サービス省リハビリテーション部門長(40代女性、PT)
実習学生・インターン等(不定期)
地域の患者・家族
地域のクリニックのスタッフ

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務に指導が含まれるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同性JVとの同居、又はホームステイの可能性あり。任地での現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。