2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12718B08)
募集終了

国名
ソロモン
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3
農業実習の様子 生徒の作成した椅子 学校の敷地内の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・人的資源開発省

2)配属機関名(日本語)

サン・イシドロ・ケアセンター

3)任地( ガダルカナル州サン・イシドロ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2007年に設立された障害児・者のための職業訓練校である。教育省及びカトリック系の教育団体からの予算で運営されている。4年制の全寮制の職業訓練校で、木工、農業、家政コースが設置され、最初の2年間は男子生徒は農業と木工、女子生徒は農業と家政を学ぶ。後半の2年間は専門コースを1コース選択し、より高度な技術を学ぶ。教職員17名、生徒約70名。学校の年間予算は、42万ソロモンドル(約600万円)である。「手に職をつけ、卒業後自宅に戻り自立した生活を送れること」を目標に職業訓練が行われている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ソロモン国内でも珍しい障害児・者を対象とした職業訓練校である。生徒は全国から集まってきており、今後生徒数の増加を見込んでいる。障害児・者教育の環境が十分に整っていないソロモンなので、配属先に在籍する生徒は学校に通っていない、もしくは、小学校6年生卒業程度のものが多い。配属先では、農業、木工、家政の実習に加え、基礎学力を補てんするため数学、英語の授業も提供している。しかし、慢性的な教員不足が続いており、今回の青年海外協力隊の要請に至った。また、配属されている教員も職業訓練校卒が多く、教員・生徒共に教育の質の向上への貢献も求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の一員として同僚教員と共に下記の活動を行う。
1.ボランティアの得意分野に応じて、農業、木工、家政のいずれかの実習(※)を担当する。
(※)木工:机、椅子、キャビネットなどの家具の製作、農業:トマト、ピーマン、さつまいもなど一般的な野菜の栽培、家政:かぎ針編み、ミシン、料理など
2.可能な限り、課外活動・学校行事に参加する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

職員室(机・椅子、パソコン、プリンター)、ミシン、木材加工機械(カンナ盤、切断機など)、農業用具(スコップ、草刈用ナイフなど)

4)配属先同僚及び活動対象者

全教職員17名(25-40歳)
木工(3名)、農業(3名)、家政(3名)、一般教科(数学・英語)(3名)、手話通訳(教員3名、ボランティア2名)
全校生徒約70名(男性50名、女性20名)

対象者は、聴覚障害者が多いが、手話は手話通訳が担当

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:男子生徒が多いため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:実習を通じた指導となるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

任地での現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習。住居は、配属先提供によるスタッフハウスを予定しているが、ホームステイの可能性もあり。