2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12719B06)
募集終了

国名
ソロモン
職種コード 職種
C401 水産開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

漁業・海洋資源省

2)配属機関名(日本語)

WWF-パシフィック(ソロモン)
NGO

3)任地( ウェスタン州ギゾ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

WWF-パシフィックはソロモン・フィジー・パプアニューギニアの三か国を対象に活動を行っている。ソロモンでは、1990年から森林保全活動やウミガメの保護活動がウェスタン州を中心に行われてきた。 近年では、海洋資源管理にかかる活動が中心となっている。海洋資源保護のため、漁民やコミュニティへの海洋資源に関する啓発、技術支援の提供や地域漁民の生計向上を目的とし、漁村に住む女性を対象にマイクロファイナンスを実施している。
WWF-ソロモンは、首都ホニアラにも広報・経理などの業務を担う事務所がある。各活動の予算は、WWFオランダやオーストラリア政府からの支援を受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ウェスタン州は、ソロモンの中でも森林資源、海洋資源が特に豊かな地域である。しかし、近年の人口増加や市場の拡大、現金の必要性の拡大に伴い、海産物の乱獲や海洋資源の枯渇が懸念されており、持続可能な漁業の開発が急務となっている。WWFソロモンでは、漁村を対象に水産資源管理の啓発活動と各漁村における問題分析、活動計画の立案をコミュニティと協働して行っている。現在は3か所で7つのコミュニティを対象に水産資源管理のための活動を実施中である。
同僚職員には、水産資源や天然資源に関する専門性を有しているものも在籍するが、コミュニティ活動の技術支援の強化、同僚スタッフの能力向上支援を目的に水産資源管理の専門性があるボランティアの要請があった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚とともに、以下の業務を行う。
1.沿岸部コミュニティに対する水産資源管理の啓発及び関連活動の実施支援
2.漁民の活動計画立案及び計画立案後の活動に対する技術的アドバイス
3.外部支援団体へ提出する活動計画書及び報告書の作成支援
4.同僚スタッフの能力向上支援
(毎月2・3回(日帰り-5日間程度)のコミュニティ訪問がある)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、プリンター、啓発教材、船外機付ボート (パソコンはボランティア個人のものを使用する必要がある)

4)配属先同僚及び活動対象者

ギゾ事務所
・プロジェクトコーディネーター(40代女性)
・スタッフ3名(30代女性2名、30代男性1名)
ホニアラ事務所
カントリマネージャー1名(50代男性)、スタッフ3名(50代男性、30代女性2名)
地域住民(村長、漁師、青少年団体、女性団体など全住民)も活動対象となる。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・大卒(水産学)理由:専門知識が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

沿岸漁業・海洋資源管理に関する実務経験があると尚よい。同性JVとの同居、又はホームステイの可能性あり。任地での語学研修では、現地共通語(ピジン語)を学習する。水道は雨水中心のため不安定になる場合あり。