要請番号(JL13016B03)
募集終了
4代目
・2017/1 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
トンガ教員養成学校
3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.2 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1947年創立のトンガ唯一の教員養成学校であり、教員数は約21名、学生定員数は約200名。幼児教育、初等教育、中高等教育課程があり2学期制(2~7月、8~12月)である。教職課程と2科目の専門課程を2年間履修し、卒業後は当該2科目の教員となる資格が得られる。現在、体育ボランティアを派遣中で、他の配属先の珠算ボランティアがそろばん授業(週1回)の補佐をしている。2013年12月に草の根・人間安全保障プログラムによる「日本語リソースセンター」が敷地内に開設された。学士導入に向けた制度移行のため新入生の受入を中断していたが、2016年から新制度にて学生の受け入れを再開した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校の日本語は高校教員養成コースの専攻科目の一つで、卒業生はほぼ全員、トンガの高校で日本語教師となることが期待されており、日本語の授業を行うのに十分な日本語、日本文化の知識などを備えた教師の養成を目指している。2002年の日本語クラスの開始からこれまで短期3名、長期3名の日本語教育隊員が派遣されている。制度移行が完了したばかりのため学生は1年生の1名のみであるが、来年度以降増加予定であり、日本語教師の養成に加え、新制度に沿ったカリキュラムの見直しが求められている。さらに開設した「日本語リソースセンター」の管理・運営を支援する必要があるため、後任の要請に至った。将来、現地日本語教師による日本語教育運営を実施するためにも、教員養成校での支援は非常に重要である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.日本語と日本語教授法の授業(現在、週18時間程度)を行う。
2.教育実習中の巡回指導を行う。
3.島内の高校を巡回し、日本語授業を行う。
4.一教員として学校行事に参加する。
5.カリキュラムの見直しを行う。
6.日本語教師会(トンガ人と日本人の日本語教師で構成)に参加する。
7.日本語リソースセンターの管理、一般人への日本語教育を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教科書(日本語部会作成「えがお、さくら」を使用)、みんなの日本語Ⅰ、外国人教師のための日本語教授法、パソコン、辞書等
4)配属先同僚及び活動対象者
スタッフ21名(30代後半~50代男女、大卒)
主な対象者は日本語教育課程を履修する生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教授法)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:学歴社会であるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)