2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13018A03)
募集終了

国名
トンガ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1
配属先畑の様子 町の様子 船着場

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・食料・林業省

2)配属機関名(日本語)

農業・食料・林業省 ハーパイ事務所

3)任地( ハーパイ諸島 リフカ島 パンガイ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

受入省庁は、持続性のある食の提供と安全を守ることを目的に、「総務・企画」「農業普及・調査開発」「畜産」「検疫・管理」
「森林」「食糧」の6部門で構成される。年間運営予算は840万米ドル。NCDs(非感染性疾患)対策における第二次国家的戦
略(2015-2020)には、オーストラリアとWHOからトンガ政府に対し資金援助が行われている。配属先であるハーパイ事務所年間配賦予算は約5万米ドル。女性開発普及員やスタッフが地域の女性を対象に、家庭菜園の普及、苗木の配布、栄養指導を通して、野菜を取り入れたバランスのよい、より健康的な食事へのシフトを目指しNCDs防止にかかる啓発活動も行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

成人の7割以上が肥満かつその多くが高血圧・高血糖による生活習慣病に罹患しているか予備軍と言われているトンガに
おいて、生活習慣改善は必須課題である。農業省では、NCDs対策として住民の食生活の面から改善を図っているが、依
然として炭水化物・脂質・加工食品を大量に摂取する傾向が続いており、実践的かつ効果的な啓発には引き続き時間を要
する。さらに、離島ではテレビやインターネットなどの情報伝達手段が広くは普及しておらず、NCDsに関する情報に遅れが
見られる他、市場に出回る野菜にも限りがある。そのような状況の中、住民のNCDsに関する知識・意識を向上させ、健康
的な食生活への改善を目指ざすためのボランティアが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

家庭や地域行事の調理を担う女性を対象とした食生活の改善を図るために、配属先のスタッフと地域の女性グループを訪問して以下の活動を行う。
①現地の人々の食事内容、調理方法、頻度などを生業・職業や中心部/村落部などの違いを含めて調査・把握し、スタッフや女性グループと共有する。
②栄養状態の偏向の原因やその弊害についてスタッフや女性グループとワークショップなどを通じて検討・協議する。
③栄養指導や調理指導を含めた料理教室を企画・開催する。
④家庭菜園の取り組みのための支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。ワークショップ開催時に必要な調理器具は女性グループが用意する。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長 1名(40代男性)
オフィサー 2名(3-40代 男女)
女性開発普及員 3名(30-50代女性)
その他スタッフ及び作業員6名(20-50代男女)
活動対象者:島内の女性 20-60代

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・コミュニティ活動やファシリテーター経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(16~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

派遣前訓練では英語を学習するが、活動は主に現地語で行う。現地語は、トンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する。