要請番号(JL13018B06)
募集終了
3代目
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
トンガカレッジ
3)任地( ハテイホ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トンガタプ島にある公立の中学・高校教育一貫の男子校で、Form1-7(日本の中学1年から大学予備課)の生徒約900名、教職員数約70名である。トンガの高校の中でもラグビーが盛んで、年間に5-12名前後の学生が日本へラクビー留学をしている。日本語コースは2010年に開講され、現在JICAボランティア日本語教師が派遣されており、将来トンガの日本語教育の現地化に向けて、現地日本語教師の能力向上支援、ラグビー留学サポートに取り組んでいる。また、過去に中国のボランティア(農業分野)を受入れた実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
トンガで日本語は公立中高等学校の選択科目のひとつとして教育省により定められており、同校ではForm3-6の約40名の生徒が日本語を履修している。ラグビーが盛んな学校であり、毎年複数名が日本の高校と大学に奨学生として留学し、日本のラグビーチームなどで活躍している。このような背景から校長を中心に日本語教育に熱心であり、現在2名の現地日本語教師が配属されている。しかし、日常的に日本語を使用する機会のないトンガにおいて、現地教師が高学年の授業を担当するにはさらなる日本語運用能力の向上が必要である。トンガの教育では学生の発話や、実際の会話を促すような授業スタイルは稀であり、現地日本語教師とチームティーチング、または実際にボランティアが教鞭を取ることで多様な授業方式やアプローチについて現地日本語教師と共有し、運用できるようになるための支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.Form3-6の日本語クラスで約10コマ/週(1コマ60分)の授業を担当する。(担当学年は赴任後に学校と協議し決定)
2.現地日本語教員に対する日本語運用能力向上支援。
3.トンガ中等教育修了認定試験に向けた授業を行う。
4.配属先の一教員として授業の他、各種学校行事への参加を通じて文化交流を促進する。
5.JICAボランティアで構成される日本語部会やトンガ人日本語教師が参加する日本語教師会の一員として、教科書の改訂、書道コンテスト、スピーチコンテスト等の開催に携わる。
6.留学内定者の日本語指導、日本のラグビー留学先と配属先との連絡・調整のサポートを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語教育教材(ボランティア自作)、教科書(教育省、JICAボランティアが中心となり作成した国定教科書『さくら』、『えがお』を使用)、黒板、CDプレーヤー、プロジェクター、パソコン、プリンター。
4)配属先同僚及び活動対象者
トンガ人日本語教師2名(30代女性・経験7年、20代女性・経験3年)
日本語クラス生徒は13~18歳
3年生37人、4年生12人、5年生4人、6年生1人合計54人
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:学校で活動するために必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教員への指導を求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)