2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13019B06)
募集終了

国名
トンガ
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ババウ島グー病院

3)任地( ババウ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

グー病院は人口1万5千人からなるババウ諸島唯一の国立病院。一般外来、外科、母子外来、歯科、NCDs(非感染性疾患:主に糖尿病、高血圧)クリニックなどで構成されている。ボランティアが配属となるNCDsクリニックの入る建物は中国の援助により2012年に建設された。また、医療設備はオーストラリア政府の資金援助、国全体では、オーストラリアとWHOの援助によるNCDs削減のための第3次国家戦略2015-2020が実施中である。また、エウア島NCDsクリニックではJICA青年海外協力隊(看護師)が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

トンガは、糖尿病・高血圧をはじめとする生活習慣病の罹患率、また肥満者の割合は世界で最も高い国の一つとなっている。保健省全体では国家戦略のもと、患者の早期発見、合併症予防、治療中断を防ぐための継続的な管理などによってNCDsにおける医療サービスの改善と向上に努めているものの、離島では専任スタッフの人材不足、情報の遅れ、医療サービスへのアクセスの不便性なども重なって、一次予防と初期治療の遅れから重篤化するケースも少なくない。週3日のNCDsクリニック外来には約40人/日が診療目的で訪れるが、約1000人のカルテ登録者以外のNCDs潜在患者やその予備軍は2000人と推定されており、地域スクリーニングや治療中断患者の再来院支援も課題となっている。離島の医療・保健サービスの改善、住民に対する予防意識の向上を目的とした啓発が必要とされてボランティア要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

NCDsクリニックにおいて、同僚NCDs看護師と協働で以下の活動を行う。
1.外来/在宅診療での患者看護業務(血糖値・血圧測定、フットチェックやケア指導、カルテ整理など)
2.糖尿病合併症の早期発見、予防にかかる活動
3.生活習慣病予防・対策としての運動や食生活改善の啓発活動支援(クリニック内、学校、教会、コミュニティ訪問等)
4.治療中断患者の洗い出しと再来院支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

体重計、血圧計、血糖やコレステロールの測定器

4)配属先同僚及び活動対象者

NCDsクリニック内:医師1名(30代女性)、NCDs看護師2名(40代後半女性、看護師経験20年以上、ただしNCDs専門看護師としての経験は2013年以降と非常に浅い)、看護助手1名(30代女性)。
病院全体:医師5名、看護師24名、歯科医師、助産師、保健師、薬剤師、臨床検査技師等。

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・生活習慣病分野の実務経験3年以上

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

派遣前訓練では英語を学習するが、患者対応は主に現地語で行う。院内スタッフとは英語で意思疎通可能。現地語は、トンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する。