要請番号(JL13617A01)
募集終了
・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
マランパ州政府事務所計画課
3)任地( マランパ州マレクラ島ラカトロ町 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
マランパ州政府事務所はマレクラ島やアンブリム島を始めとしたマランパ州内の大小全ての島々で行われている社会・経済活動の全てを担う機関である。具体的な業務としては、就学前教育や初等教育、一次医療サービスの提供に始まり、都市計画、道路の拡充、墓地と火葬場の管理・運営、観光振興など多岐に亘る。また、州内で運用される各種条例の制定や住民の生活に良い影響を与える仕組み作りを考えて、実施していくことも重要な役割の1つである。これまでにJICAボランティアによる支援活動は行われておらず、本要請が初めての派遣となる。年間予算はおよそ6千7百万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バヌアツにおいては「自然環境保護」や「資源の節約」といった考えが一般市民にまだ十分浸透していない。そのため、政府指導の下、配属先であるマランパ州政府事務所計画課で独自の「廃棄物処理計画」を策定し、それに基づいた環境保護に関連した各種活動をスタートさせる準備を行っている。島民の環境保護の意識を高めながら、ゴミの分別処理や再利用を推進し、環境に配慮した優しい町づくりを推進していくことが重要な課題となっている。バヌアツでは比較的新しい「自然環境への配慮」という意識を高めて行くことを目的として、地域住民や学校などを巻き込みながら草の根レベルでの活動を行っていくための協力者としてボランティアが要請された。ボランティアには、配属先がこれから注力して行く環境保護の視点に基づき、児童・生徒や教師などの学校関係者や住民コミュニティに対して「環境保護」について学ぶ機会の提供が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に「3R」や「自然環境を守る」という視点から、以下の活動を行う。
1. 島内学校において児童・生徒、教員を対象に「ポイ捨ての禁止」や「ゴミの分別」など、環境意識を高める活動を行う。
2. ワークショップ等の開催を通じて学校や地域住民が「3R」の視点からゴミの分別が行えるように支援を行う。
3. モデル地域や学校を選定し、巡回指導を行いながらゴミの分別が適切に実施されるように支援を行う。
4. リサイクルやコンポストなど、「ゴミの問題」の改善が期待できる実現性のあるアイデアを提供する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース及び机、イス、PC、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
・計画課主任1名(男性40歳代 業務経験11年)(主に、ゴミ処理に関連する問題を担当)
・スタッフ1名(男性20歳代 業務経験3年)
【活動対象者】
・地域住民、学校児童生徒及び教員、ユースグループ、州政府事務所職員など
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランスを取るため
[経験]:(社会経験)3年以上 備考:柔軟な交渉・調整力が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)