要請番号(JL13617A07)
募集終了
2代目
・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ビラ中央病院
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ビラ中央病院は国内で専門的治療が可能である唯一の中央病院として、また医師・看護師養成のための教育病院として位置づけられている。年間予算は約3億円、ベッド数 152、看護スタッフ約100名、医師25名。内科、外科、小児科、産婦人科、耳鼻科、歯科等があり、医師の多くはドナー各国(オーストラリア、中国等)から派遣され、医療機器等も大半を外国からの援助に頼っている。日本で研修を受けた医療関係者も多数勤務している。2014年にJICAの無償資金協力により新外来・検査棟が建設された。看護師JV1名と医療機器JV1名が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バヌアツでは日本の臨床工学技士のような資格制度はなく、電気や機械の分野で技術を習得してきたスタッフが海外での研修を受け医療機器メンテナンスにあたっている。また、医療機器を使用する医療従事者においても適切な使用方法について知識を持っている人は少ないため、メンテナンス不足や取り扱いの悪さによる医療機材の故障が発生し、診療への影響や修理費用の増加が問題となっている。
初代のJVはこれらの状況を改善するために病院内の医療機器の清掃や部品消毒、消耗品等の管理や取扱い状況調査及び整備を進めているが、現地スタッフは十分な管理技術と知識を身に着けるまでには至っていない。そのため引き続きボランティアの支援が求められ今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.医療機器全般(人工呼吸器、保育器、麻酔器等)の保守管理を病院スタッフとともに行う。
2.病院スタッフへの適切な機器の使用方法、保守に関する指導及びアドバイスを行う。
3.医療機器の正しい取扱い方法と保守管理の実施を定着させ、故障を減少させる。
4.修理や部品購入に関する年間予算策定のための調査支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
手術部門、放射線部門、検査部門、救急部門等で使用する一般の医療器機(人工呼吸器、保育器、麻酔器、除細動器、心電図モニター、電気メス:オーストラリア、EU、日本、中国製)と医療ガスや電気等の病院設備
4)配属先同僚及び活動対象者
管理部門責任者1名 :40歳代女性
メンテナンススタッフ12名 :男性 30-40歳代男性
※メンテナンススタッフのうち1名(男性30代)がカウンターパート(日本でJICA研修受講)
オーストラリアボランティア 1名 : 30歳代男性
保健省関係者 2名
病院関係者 多数
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な内容の指導に必要
[参考情報]:
・臨床工学技士
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)