要請番号(JL13617A09)
募集終了
2代目
・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
法務省
2)配属機関名(日本語)
バヌアツ障害者支援協会
NGO
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1986年から活動を開始し、30年に渡って地道に障害者支援を継続してきたローカルNGOである。ポートビラ市内に事務所兼センターを持つ。主な事業は、1.早期介入(EI)及び、2.地域リハビリテーション(CBR)プログラムである。年間の運営予算は約100万円。近年、各国開発パートナー、民間企業等からの支援を受けながら、施設の整備・拡張、プログラムの充実が進んでいる。スタッフの他、多くの国内外のボランティアが関わる。2015年はJICAボランティアが配属となり、EIプログラム実施に協力した。また、オーストラリアボランティアもプログラム運営に協力しており、交代でEIやCBRの担当者が派遣される予定。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バヌアツ国内には特別支援学校は無く、一般の学校でも特別な設備や専門教育を受けた教員の不足から、障害の重い子どもたちは学校に通えない状況となっている。配属先では、長年にわたり障害のある子どもたちの教育と地域リハビリテーション活動を実施しているが、十分な専門教育を受けたスタッフは不足している。理学療法を実施するボランティアは短期での派遣実績があり、CBRプログラムの充実のためにオーストラリアのボランティアも受け入ているが、主に身体的なリハビリを担当している。前任者は8カ月の任期であり、同団体初の教育担当のボランティアとして、特別支援教育を担当した。EIプログラム終了後の幼稚園入学を目標とした長期的な視野で、子どもの発達に即したプログラムの実施や発達状態の評価方法を導入したが、プログラムの運営と継続・改善のためにはさらに一定期間の支援が必要であることから本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.知的・身体的軽度及び重度の重複障害の子ども(3-5歳児を中心)を対象とした早期介入プログラムの実施・運営に協力する。
2.クラスは少人数で実施され、センター内だけでなく、コミュニティーを巡回する場合もある。
3.内容は、歌、遊び、図画工作、軽い運動プログラムなどである。それらの質の向上を支援するとともに、その子の発達に合わせて、識字・数、計算など教科的プログラムも企画し、取り入れる
4.実践を通して、同僚スタッフ・フィールドオフィサーに、特別支援教育の知識とスキルを共有する。
5.農村部においても子ども向けクラスを企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
子どもクラス用に滑り台などの遊具。絵本、各種文房具がある(支援団体や、ツーリストなどからの寄附で成り立っている)
4)配属先同僚及び活動対象者
代表:50歳代男性 /プログラムマネージャー:40歳代女性
教員スタッフ(EI)4名:20-40歳代女性
フィールドワーク(CBR)スタッフ4名:20-50歳代男女
その他タッフの5名
スタッフのうちCBRのトレーニングを受けたものがいるが、特別支援教育について教育を受けたスタッフはいない。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭又は養護学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)