2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13618A07)
募集終了

国名
バヌアツ
職種コード 職種
G112 陸上競技
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青年開発・訓練・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

バヌアツ陸上競技協会

3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1965年に国内における陸上競技の普及及び振興を目的に設立され、翌1966年には国際陸上競技連盟(IAAF)に加盟した。現在はバヌアツオリンピック委員会傘下の組織である。2017年に中国の支援により再建されたコールマン競技場を練習場として、毎日40名程度の選手が各自の競技種目の練習に励んでいる。過去には南大洋州の国際大会でメダルを獲得できる種目もあったが、現在は競技人口の減少及び適切な指導ができるコーチの不足により成績が伸び悩んでいる。2017年、2018年とバヌアツにおいて大洋州地域の国際大会の開催が決定しており、これを好機として競技者人口の拡大並びに選手育成を図ることが目標となっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2017年12月には大洋州地域の24か国が参加する「パシフィック・ミニゲーム(Pacific Mini Games)」が開催され、また2018年5月にはオーストラリアやフィジーを含む8か国で競われる「メラネシアン国際陸上競技大会(Melanesian Championships)」もホームグラウンドであるコールマン競技場で開催予定となっている。配属先としてはこれら競技イベントが国内における陸上競技の認知度向上や競技者人口拡大に、また素質のあるアスリートの発掘へと繋がって行く切っ掛けになることを期待している。2020年に開催される「東京オリンピック・パラリンピック」への選手派遣も視野に入れ、中長期的な選手育成を図っている。現在、トラック競技の中距離において今後有望と思われる女子選手が2名ほどいるものの、適切なコーチングを行える人材が不足していることからJICAボランティアの要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

共に活動を行うこととなる配属先会長や他のコーチとともに以下の活動を行う。
1. トラック競技選手(特に中距離)の競技レベルや各年齢に応じた練習メニューの作成及びトレーニングを実施する。
2. 競技人口の裾野を広げるために陸上教室やスポーツ大会等のイベント企画を提案し、実施・運営をサポートする。
3. 国内外で開催される大会へのコーチとしての帯同も期待されている。
【活動時間】
基本的に毎日午後3時から夜7時頃まで(夕方以降の涼しくなる時間帯がメインの練習時間となる)
休日は各自の練習メニューによる(ボランティアの休日については着任後に決定する)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

全天候型400Mタータントラック、スターティングブロック32個、ストップウォッチ5個、室内トレーニングルームなど
競技場ではトラック競技(短・中・長距離)のほか、ハードル、投擲競技、跳躍競技が実施可能

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
・会長:1名(40歳代男性)(中距離専門コーチ)(競技経験15年)(コーチ歴23年)
・同僚:各種目におけるコーチ15名程度
【活動対象者】
・陸上の各種トラック競技選手40名程度(多くは高校生から大学生、10歳代後半から20歳代前半まで)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:活動上での助言が必要なため

[参考情報]:

 ・長距離走競技で、全国大会出場レベル。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

中心となる活動は、国際大会でのメダル取得が期待される女性中距離選手へのコーチング指導となる。