2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13618B03)
募集終了

国名
バヌアツ
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

内務省

2)配属機関名(日本語)

ルーガンビル市役所廃棄物管理課

3)任地( サンマ州サント島ルーガンビル市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は人口およそ1万3千人を抱えるルーガンビル市の行政機関である。2018年1月よりJICA技術協力プロジェクト「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクトフェーズ2」が始まり、配属先がある地域も対象となっている。配属先には2014年に初代の青年海外協力隊(JV)が派遣され、コンポスト製作やごみ処分場の改善、地域・学校での啓発活動を実施した。現在、2代目となる環境教育JVは上記活動の継続及び地域住民を対象にした啓発活動や不要段ボールを利用した簡易型着火剤等の製作等を実施している。ルーガンビル市には日本の「草の根無償資金協力」を通じてゴミ収集車が供与された。年間予算はおよそ9千1百万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国においては「自然環境の保護」や「資源の節約」といった考えが一般市民にまだ十分浸透していない。配属先である市役所環境保健部が持つ役割の1つには、市民1万3千人に対して環境保護の意識を高めることやゴミの分別処理、再利用などといった意識を高め、環境に優しい町づくりを推進していくことにある。配属先はバヌアツでは比較的新しい「自然環境への配慮」という意識を高めることを目的として活動を行っており、地域住民や学校などを巻き込みながら草の根レベルでの活動を行っていくための協力者として、本ボランティアが要請された。同市においては、上記JICA技術協力プロジェクトの対象地域でもあり、比較的「環境」に対する意識が高まって来ているものの、住民や児童・生徒に対する働きかけはまだ始まったばかりであり、現在活動中のJVの業務を継続しつつ、これらの層に対する働きかけが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に「3R」の視点を持ちながら、以下の活動を行う。
1. 地域住民や学校等が「3R」の視点から「ゴミの分別」を持続して行くための工夫やアイデアを提案する。
2. 国内でも有数の観光地である同市において、市民の環境意識向上を促進し「美化運動」を推進するための工夫を行う。
3. これら活動を円滑に進めるため、「ポスター」や「パンフレット」等の「視聴覚教材作成」に関連したアイデアを提供する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース及び机、イス、プリンター、業務用シュレッダー(木屑製作可能)

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
・廃棄物管理課長1名(40歳代、男性、大卒)(業務経験1年)

【活動対象者】
・地域住民、学校児童生徒及び教員、ユースグループ、政府・NGO関連機関など

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランスを取るため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:(下記を含む実務経験)

[参考情報]:

 ・環境関連活動の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

執務室内での業務以外にも、配属先業務の一環として日中長時間に及ぶ廃物処理場やコンポスト作成場での作業が発生する。