要請番号(JL13618B08)
募集終了
3代目
・2019/1 ・2019/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ポートオーリーヘルスセンター
3)任地( サンマ州サント島ポートオーリー村 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サント島東部の北端に位置するポートオーリー村はバヌアツで2番目に大きな村であり人口約2700人。ヘルスセンターには医師は常駐しておらず、看護師が相談、診療業務として、一般外来、乳幼児健診、予防接種、家族計画、分娩、学校保健などへの対応を行っている。受診者数は月400人程度(内、5歳未満児140人)、出産数は月5~6回程度である。また、配属先は近隣約30か所の村を管轄し、定期的に各村の小規模医療施設を巡回して、乳幼児健診や簡単な診察、処方を行っている。現在、2代目の青年海外協力隊員(JV)が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バヌアツでは、平均寿命が伸びている一方で、急増している生活習慣病(NCDs)に対する対策が求められている。また、母子保健についても、妊産婦死亡率や5歳未満児死亡率などの減少に向けて今後も努力する必要がある。バヌアツでは医療従事者不足により、農村部には医師が配置されておらず、看護師が地域医療を担っている。そのため、疾病予防は非常に重要であるが、住民の健康に対する知識や関心は低く健康教育などに触れる機会もほとんどない状態である。皮膚感染や下痢症等の感染症予防の基本的な衛生習慣の確立が求められると共に、全死亡の70%がNCDsに起因するものであり、死因の第1位となり年々増加していることから、これに対する長期的な取り組みが必要である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
住民の健康に関する知識の向上をめざし、啓発活動や知識の普及を行う。
1. 同僚と協力し、ヘルスセンターの日常業務として、相談・診療の補助を行う。
2. 生活習慣病予防のために、外来患者や住民への啓発活動を行う。
3. 住民に、より伝わりやすく効果的な健康教育プログラムのため、絵や図を用いた視覚的教材を作成する。
4. 食事内容や運動を取り入れた生活習慣病対策のワークショップの開催を支援する。
5. 保健省配属の看護師JV、栄養士JV等と情報交換し、連携した活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
聴診器、血圧計、血糖測定器、体重計などの検診に必要な最低限のもの
4)配属先同僚及び活動対象者
【同僚】
看護師(20歳代 女性)
看護補助員(20歳代 女性)
巡回先の小規模医療施設にはヘルスワーカーが配置されている
【活動対象者】
外来患者、地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:(女性) 備考:配属先の希望
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)