2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13618B10)
募集終了

国名
バヌアツ
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

北部州病院

3)任地( サンマ州サント島ルーガンビル市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ルーガンビル市の中心部にある北部州病院は、北部の3州を管轄するリファラル病院である。内科、外科、産婦人科、小児科、精神科、歯科等の診療科に分かれており、ベッド数は110床、医師は12名。年間の外来患者数約4万人、入院患者数約4000人、出生数1400人(2017年)。外来患者のうち生活習慣病 (NCDs)患者はNCD外来で対応している。2016年にロータリークラブの支援で一部の病棟の改装が実施された。厨房施設は改装を予定しているが、いまだ実施されていない。豪州ボランティアがヘルスプロモーションアドバイザーとして派遣された実績がある。現在、初代の青年海外協力隊員(JV)
が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

近年、大洋州におけるNCDsの増加は大きな社会問題となっている。バヌアツにおいても生活習慣病(NCDs)による死亡原因の70%がNCDsに起因するものであり、死因の第1位となり年々増加していることから、特に症例の多い高血圧や糖尿病の予防対策に取り組んでいる。配属先のNCD外来には年間3500人が受診し、その9割が再来である。看護師1名が全ての対応を行っており、限られた人員配置のため、生活習慣や栄養に関するカウンセリングは一般的な対応になっており、それぞれの患者に合った指導ができていない。病院食の内容も個別の患者に合った対応ができておらず、改善が必要である。そのためNCD患者の食事についての助言や病院食の改善アドバイスができる栄養士の存在が不可欠となっている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚の日常業務をサポートし、NCD外来患者に対する食生活改善の指導を行う。
2. 外来・入院患者について、NCDsに関する疾病データを収集・分析する。
3. 現地の食材や食文化を考慮した入院患者用の病院食についての改善提案を行う。
4. コミュニティや学校における栄養指導ワークショップを提案・企画し、同僚の協力のもとに実施する。
5. 保健省配属の看護師JV等と情報交換し、連携した活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

体重計、身長計、NCDハンドブックなど

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚】
医療行政官代理 医師(40歳代 男性)
NCD外来 看護師(40歳代 女性)
調理室 調理員:5名 (30歳代~50歳代 女性)
NCDコーディネーター(男性)
【活動対象者】外来患者、入院患者、地域住民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】