要請番号(JL13619B08)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
カメワ小学校
3)任地( サンマ州エスピリトゥサント島ルーガンビル市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
バヌアツ第二の都市ルーガンビル市に位置する小学校。バヌアツは教育使用言語により英語系、フランス語系で学校が分かれているのがほとんどであるが、カメワ学校は英語・フランス語併設(ただしクラスは言語で異なる)の大規模小・中学校である。幼稚園部2学年、小学校1~6年生、中学校7~8年生まで英語・フランス語2クラスずつ、各学年4クラスで児童数約1,200名、教員数44名。日本大使館の草の根・人間の安全保障資金協力により教室が拡充されている。授業は午前中に語学と算数を行い、午後はその他の科目が行われている。2016年より隊員が派遣され、2020年3月まで2代目隊員が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バヌアツでは教員に対する研修の機会が少なく、算数の各単元を理解し、自信を持って指導できる教員は多くない。そのため、小学校教員の算数の指導力向上を目指した隊員派遣を2003年から実施している。カメワ小学校は2代目隊員とともに生徒全員の四則計算の理解力向上を目標に掲げており、1~4年生の「数と計算」に集中的に取り組み、成果が現れている。今後計画的に中期目標(2~3か年)を設定し、「数と計算」から「図形」や「測定」などに算数領域を広げ、全児童の「算数」の学力向上を目指していくため、引き続き隊員の支援が必要である。学校では教員の自主的な取り組みが始まるなど意欲も高まっており、隊員は教員の要望を取り入れながら次の目標を立てて活動を組み立てる。また州の教育事務所主導による「算数教師会」が2019年4月に立ち上がったことから、研修会を支援し、州の学校教員の算数指導力向上に協力することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は学校が目標とする生徒全員の算数理解力向上を目指し、以下の活動を行う。
1. 同僚教員とともに算数の授業を担当し、児童の学力向上を目指す。
2. 児童が理解しやすい授業方法、指導方法などを紹介する。
3. 教員の算数に関する知識を向上させるため、校内研修会などを企画・実施する。
4. 他の小学校教育隊員と協力し、州教育事務所主導の「算数教師会」の運営や実施を支援する。
5. 可能であれば、算数以外の教科も要望に応じて支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
算数教科書・算数キット(生徒は持っていない)、オフィススペース、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学校長:男性、50代
副校長:女性、50代
活動対象者:
学校教員、生徒1~6年生
州内他学校教員(研修会参加者)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教師への助言が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)