要請番号(JL13619B15)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
マランパ州政府事務所計画課
3)任地( マランパ州マレクラ島ラカトロ町 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
マランパ州政府事務所はマレクラ島ラカトロに位置し、マレクラ島、アンブレム島、パーマ島などからなるマランパ州全域の行政を担っている(職員数は約20名)。具体的な業務としては、就学前教育や初等教育、一次医療サービスの提供に始まり、都市計画、道路の拡充、観光振興など多岐に亘る。また、州内で運用される各種条例の制定や住民生活を支える仕組みを作り、実践していくことも重要な役割の1つである。年間予算はおよそ8千7百万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バヌアツにおいては「自然環境保護」や「資源の節約」といった考えが一般市民にまだ十分浸透していない。配属先であるマランパ州政府事務所計画課では、2019年4月より独自にごみ収集事業を開始し、環境保護に関連した各種活動をスタートしたところである。島民の環境保護の意識を高めながら、ゴミの分別処理や再利用を推進し、環境に配慮した優しい町づくりを推進していくことが重要な課題である。現在活動中の初代ボランティア(2018年度1次隊)が、行政によるごみ収集システムの構築の支援とそのシステムに基づいた環境啓発活動を実施中であるが、環境教育を進める基盤を築いている途上であり、ゴミ収集システムの確立と環境啓発活動、ゴミの減量化に繋がる施策の検討など、引き続き後任隊員の支援が必要な状況である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に「自然環境保護」や「資源の節約」という視点から、以下の活動を行う。
1. ゴミ収集システムの定着とさらに効率的な運用に向けてマネジメント及びモニタリングを行い、更なる改善を促す。
2. 選定したコミュニティや学校で巡回指導を行いながら、ワークショップ等の開催を通じてゴミ収集が適切に実施されるように支援を行う。
3. 島内学校において児童・生徒、教員を対象に「ポイ捨ての禁止」や「ゴミの分別」など、環境意識を高める活動を行う。
4. リサイクルやコンポストなど、ゴミの削減が期待できる実現性のあるアイデアを提供し、実践を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、机、イス、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・所長:50歳代男性
・計画課職員:20歳代男性1名
・その他同僚職員:20~50歳代男女約15名
活動対象者:
・地域住民、学校児童生徒及び教員など
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランスを取るため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・環境関連活動の経験(特に廃棄物関連)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
必要に応じて、現在実施中の技術プロジェクト「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクトフェーズ2(2017~2022年、通称J-PRISMⅡ)」専門家チームと情報交換・共有を行うことができる。