2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13619B19)
募集終了

国名
バヌアツ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2
構内敷地 今日室内の様子 サント島北部の海岸

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

タタ小学校

3)任地( サンマ州エスピリッツサント島タタ村 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はサント島の中心部ルーガンビル市から車で1時間のサント島南部に位置する英語系公立小中学校である。1~6年生260名の児童に対し、校長を含め9名の教員が、午前中に語学と算数の授業、午後に体育、音楽などの科目の授業を行っている。7~10年生250名の中学校も併設されており、遠方の生徒は学校敷地内の寄宿舎で生活している。学校ではソーラーパネルやジェネレータにより発電した電気を使用している。2017年12月まで米国ピースコーのボランティアが活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

バヌアツでは2013年まで全ての授業が英語か仏語で行われていたため、語学能力に起因する低学年からの算数授業のつまずきが問題となっていた。2014年にはカリキュラムが改訂され1~2年生の授業は現地語となり、低学年の基礎力は改善がみられているが、高学年では低学年でのつまずきの影響が残っている。また、教員に対する研修の機会も少なく、教員の指導能力の改善が課題の一つとなっている。サント島では、ルーガンビル市の小学校を中心に青年海外協力隊員(JV)が児童の計算能力向上や、教員の指導力向上のための支援を継続しており、児童の計算力向上などの成果を上げている。サント島南部の学校においても、児童の算数能力の向上への支援が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

小学生の算数の基礎学力向上のために以下の支援を行う。
1.同僚教員とともに算数の授業を担当し、児童の学力の向上を目指す。
2.同僚教員に対して、児童が理解しやすい授業方法、指導方法を紹介、助言する。
3.校内で研修会を企画・実施し、教員の算数知識の向上、指導力の向上を図る。
4.サンマ州教育事務所及び他校配属JVと連携し、算数教師会の活動支援、授業研究会や研修会等を企画・実施する。
5.音楽や体育の授業についても協力を期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オフィススペース、教科書、PC、プリンター、コピー機、サッカーボール、リコーダー、ギター

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚】
校長:1名(50歳代女性)
教員:8名(20~50歳代 男性3名 女性5名)
【活動対象者】
小学校の児童および教員
近隣校の教師

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

JVの住居となる教員用住宅にはソーラーパネルによる電気供給あり。
水道は雨水タンクを利用。