要請番号(JL13620A06)
募集終了
2代目
・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年開発・訓練・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
バヌアツ陸上競技協会
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1965年に国内における陸上競技の普及および振興を目的に設立された協会であり、翌1966年には国際陸上競技連盟(IAAF)に加盟した。現在はバヌアツオリンピック委員会(VASANOC)傘下の組織で、各種大会の運営や選手の選考を行っている。国内6州の各州にリーグがあり、それぞれコーチが指導している。協会が管轄する選手は2017年に再建されたコールマン競技場を練習場として、毎日40名程度の選手が各自の競技種目の練習に励んでいるが、トラック競技の中長距離で適切に指導できるコーチが不足していることから、2019年4月から初代隊員が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2019年7月のサモア開催Pacific Games(大洋州のオリンピック)では、初代隊員が指導した長距離選手が10,000mで銀メダル、ハーフマラソンで金メダル(いずれも国内新記録)を獲得した。しかし、大洋州のレベルは世界と比べ大きな差があるため、世界基準に合わせた競技力の向上が望まれている。陸上競技の認知度を高め、競技者人口の拡大や世界レベルの選手育成が課題であるとともに、2023年7月ソロモン開催のPacific Gamesを筆頭に、将来的な目標として2027年にバヌアツで開催されるPacific Gamesで大量メダルを獲得すること、2030年代のオリンピックで決勝進出を目指すことが掲げられているため、中長距離種目においてはこの目標達成に向けて継続した支援が必要であるとして隊員要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
バヌアツの中長距離種目において2030年代のオリンピック予選通過を目指して以下の活動を行う。
1.バヌアツの陸上競技の将来を関係者と協議し、オリンピックを目指すためのプログラムを提案する。
2.中長距離種目を中心とした競技レベルの向上とコーチの育成を支援する。
3.国内における陸上競技の普及と競技者の発掘に協力するとともに、大会の運営や主催を支援する。
4.各大会の運営や代表選手の選出に助言する。
5.余力があれば子どもプログラム(Kids Athletic Program)を指導する。
※国内外で開催される大会への帯同も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
全天候型400mタータントラック、スターティングブロック、ストップウォッチ、室内トレーニングルームなど
競技場ではトラック競技(短・中・長距離)のほか、ハードル、跳躍種目、跳躍種目が実施可能。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・会長、男性、40歳代
・協会職員2名、(2名とも)男性、30歳代、短距離コーチ
活動対象者:
中長距離種目コーチ
中長距離種目選手
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:ナショナルレベルを指導するため
[参考情報]:
・中長距離種目でインカレ出場レベル
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・陸上部顧問の経験があるとよい