2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13916B04)
募集終了

国名
サモア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/3
配属先の外観 教室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ文化省

2)配属機関名(日本語)

ファガリイ小学校

3)任地( ウポル島ファガリイ ) JICA事務所の所在地( アピア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.2 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都アピア近郊の公立小学校。当国の小学校は1月開始、12月終了で4学期制。8年制で5~12歳までの児童が在籍する。日本同様、担任教師が全教科を指導する。公立小学校は、学校のある村の学校委員会が運営しており、教育省から教師が派遣されている。本校は児童数約270名。教師数9名。公立小学校は、ニュージーランドとオーストラリアから児童1人に対し約4,500円/年の援助を受けている。年間予算約120万円。現在、2代目の青年海外協力隊員が活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の小学校の問題として理科・算数の理解度が低いことが挙げられる。教師からの一方的な指導と児童に丸暗記させる指導法が多くみられ、基礎計算を十分理解しないまま卒業する児童が多い。この過程を経て教師になるため、両教科を指導する教師の質も高くない。特に理科に関しては専門知識のある教師がごくわずかしかおらず慢性的な教師不足となっている。これらを改善するため教育省では2006年より中高等学校で理数科教育改善プロジェクトを開始し、JICAはボランティアを派遣し、このプロジェクトを支援してきた。その後、初等教育でも同様の試みが始まり、JICAは2010年よりボランティアによる支援を開始した。本校はパイロット校として初代協力隊員が活動していた。この活動が評価され、継続して支援を必要としている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.理科及び算数を主に担当し、担任教師と共に(あるいは単独で)授業を行う。約15コマ/週
2.理科及び算数の効果的な授業手法を教師に助言し、改善を図る。
3.教師の理科及び算数の知識・能力改善、向上に努める。
4.教材開発や教員対象の研修会(授業研究、教科知識向上ワークショップ)を同職種協力隊員と協働し、実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

職員室(個人用のデスクはない)

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(男性:40代)
同僚教師8名(20代:2名、30代:3名、40代:2名、50代:1名)
児童数約270名(日本の年長児~中学1年生に相当)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:教育省による指定

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】