2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13918A07)
募集終了

国名
サモア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1
授業風景 コンピュータールーム 周辺風景

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ文化省

2)配属機関名(日本語)

サレラバル小学校

3)任地( サヴァイイ島サレラバル ) JICA事務所の所在地( アピア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 船+バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都のある本島ではなく隣島にある公立小学校である。サモアの小学校は1月開始の12月終了であり、公立の学校は4学期制である。8年制で、5-12歳までの児童が在籍しており、授業は日本と同様に、担任教師が全教科を指導する。サモアの公立学校はスクールコミッティと呼ばれ児童が居住している村が運営しており、教育省から教師が派遣されている。本校は、教育省の推薦によりサモアのテレビ取材でもよく取り上げられる学校である。児童数250名、教師数9名である。公立小学校は、児童数1人に対し約4500円/年のニュージーランド・オーストラリアの援助を受けている。年間予算約120万円ほどである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

サモアの小学校の問題として挙げられるのが、体育・図工などの情操教育がほとんど行われていないことである。配属先は、成長期の児童が身体を動かしたり、創意工夫をしながら何かを作成したりする機会の重要性を感じているが、これらの教科に関して教師は経験が浅く、指導方法も確立していないため、効果的な授業が行われていない。加えて、慢性的な教師不足のため自習時間となることも少なくない。現在活動している隊員は、情操教育だけでなく、理科や算数の授業も受け持ち、同僚教師の能力改善と児童の学力向上に取り組んでいる。また、12台のパソコンがニュージーランドからの寄付で供与され、毎朝1時間時間割に組み込まれているが、指導できる教師がいないためパソコンの基本的な使い方を同僚教師と児童へ指導することも期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.体育・図工・パソコンの授業を担当し、担任教師と共に(あるいは単独)授業を行う。パソコンの授業では、ワード・エクセルなどの基本操作の指導を行う。
2.体育・図工・パソコンの効果的な教授法を教師に助言し、向上に努める。
3.教師の情操教育の知識/能力改善、向上に努める。
4.同校や近隣校で実施される授業研究に参加し、助言する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコンルーム(パソコン12台 Windows Vista), 職員室(個人用デスクはない)、

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(女性)
同僚教師8名

対象者:主に4年生以上の児童(サモア語習熟度により低学年もあり得る)、同僚教師

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

サモア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:同僚教師とあわせるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:即戦力が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動ではサモア語を使用する。