要請番号(JL13918B01)
募集終了
3代目
・2019/1 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
財務省
2)配属機関名(日本語)
サモア水泳連盟
NGO
3)任地( ウポル島 ファレアタ ) JICA事務所の所在地( アピア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サモア水泳連盟は世界水泳連盟に加盟しているが、まだ世界五輪へ選手を輩出した経験はない。太平洋州五輪やオセアニア大会など地域の大会へ出場してメダルを獲得している選手は数名おり、2020年の東京五輪出場を目指している。連盟の安定した予算はなく、国際大会時にスポンサーから資金援助を得て出場している。そのため連盟のスタッフは、連盟所属ではあるが連盟からの給料がないために生業を別に持っている。ナショナルコーチは、元米国ピースコーの女性が務めている。また、年に1回米国人コーチを招聘して集中コーチングを行っている。現在、同職種でJVが活動中である(2019年4月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
海に囲まれた環境であるが、サモア人は海で泳ぐ習慣がなく、水浴びをする程度である。スイミングプールのある学校はなく、水泳の授業もないことから水泳自体がマイナーなものであり、競技水泳に関しては限られた者しか行っていない。国にあるスイミングプールは首都の総合運動競技場だけである。このような社会的背景やスイミングプールの立地条件などから首都及び首都近辺の私立学校2校が体育授業の一環として水泳を取り入れ、2つの水泳クラブの生徒らが競技水泳を習っている程度である。連盟としては水泳人口の増加・普及に努めたいと考えているが、事務局長1名とコーチ2名という状況では困難であり、日常の水泳指導ですらコーチ不足で満足に行えていないことからボランティアの継続的な支援が必要であり、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
事務局長とコーチと協議して以下の活動を行う
1.生徒への水泳指導(水泳人口拡大・普及のため初心-初級者への指導が中心となる)
2.水泳普及の支援(学校配属JICAボランティアと連携し、学校を巡回しながらワークショップを開催)
3.トップスイマーへの選手指導(2020年東京五輪)
4.週5または6日間、朝の練習と昼間から夕方まで指導に関わる
5.年に1-2回約3週間、隣島(サヴァイイ島)で行われる私立小中校等学校の生徒たちへ水泳の集中指導を行う(ホテルのプールを利用)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
屋内50m×8コース(国際規格競技用)、50m×4コースプール(水深1m)、ビート版
*サモアでは、競技用水着は入手不可、グッズは一部入手可能
4)配属先同僚及び活動対象者
連盟事務局長(50歳代、女性、ニュージーランド人)
連盟コーチ2名(40歳代、女性、米国人、オーストラリア人)
活動対象者:小中高校生(約20-30名/回)および競技水泳選手5-15名(10歳代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:実践的な指導が中心となるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
国際大会出場選手の指導ができるとなおよい。