2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13918B11)
募集終了

国名
サモア
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/3
配属先の外観 透析の部屋 スクリーニングルーム

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

財務省

2)配属機関名(日本語)

サモア国立腎臓センター

3)任地( ウポル島モトトゥア ) JICA事務所の所在地( アピア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同センターは、腎臓病患者に対し人工透析や治療サポートを行う目的で2005年に設立された。首都アピアの他に、隣島にも1カ所あり、いずれも国立病院に隣接している。専任の医師1名が治療サポートにあたっている。医師不在時は看護師で対応している。人工透析は22台設置されているが入院設備はない。現在透析治療に通う患者は約100名おり、週3回、1回につき約5時間の透析治療を受けるため通院している。同センターの年間予算は、約3000万円。外国の援助はないが、3か月に1度ニュージーランドから腎臓病の専門医がセンターを訪れ、治療サポートにあたっている。現在、初代JVが活動している(2019年7月まで)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国は国民の9割が肥満であり、生活習慣病が深刻な問題となっている。そのため、保健省を中心に、非感染症疾患(Non-Communicable Disease:NCD)予防に取り組んでいるが、あまり浸透していないのが現状である。糖尿病や高血圧等の生活習慣病から腎臓病を併発するケースも少なくないため、同センターでは患者やその家族に対して、食生活改善のための指導も行っている。しかし、栄養改善に関する知識を持っているスタッフが少なく、情報も限られているため、透析患者や予備透析患者への食事の栄養指導を行える人材が必要と判断され、ボランティアの要請があげられた。現在活動中のJVは、透析患者やその家族に対し、待ち時間や透析治療中に食事のアドバイスを行っている。また、中高等学校等を数回訪問し、生徒への栄養指導も行った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.透析患者やその家族に対して、食生活や栄養摂取に関する正しい知識を指導する。
2.スタッフや透析患者の家族に対して、食材の適切な選び方、調理方法についてのワークショップを行う。
3.スタッフと協働し、効果的なNCD対策について考え、戦略的に啓発活動を行う。
4.ヘルススクリーニング健診を、小・中校等学校の先生に向けて行う。
5.NCD対策に関わっている他機関や学校配属の隊員と連携しながら情報共有を行い、効果的なNCD対策に向けて協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピューター、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

General Manager(60歳代、男性)
CEO(30歳代、女性)
医師1名(50歳代、男性)
看護師約20名(20-50歳代、女性、准看護師含)

活動対象者:看護師、透析患者とその家族

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への技術指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】