要請番号(JL13919B06)
募集終了
1代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ文化省
2)配属機関名(日本語)
マタウツ・ファレラタイ小学校
3)任地( ウポル島マノノ・ウタ ) JICA事務所の所在地( アピア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都から少し離れた村落部にある公立小学校。サモアの小学校は1月開始、12月終了で、4学期制である。8年制で5-12歳までの児童が在籍する。授業は日本と同様、担任の教師が全教科を指導する。サモアの公立学校は地域の代表者や保護者などで構成される学校委員会が運営しており、教育スポーツ文化省から教師が派遣されている。これまで米国ピースコーからボランティアが派遣されていた。児童数約260名、教師数7名。公立小学校は、児童1人に対し約4,500円/年のニュージーランド・オーストラリアの援助を受けている。年間予算は約120万円。現在、隊員が活動している(2020年3月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
サモアの教育分野の課題として挙げられるのが理科・算数の教育が不十分であることである。小学校において計算の基礎を十分に理解しないまま中高等学校へ進学するため、授業についてゆけなくなり、ドロップアウトしてしまう生徒も多い。よって、小学校からの理科・算数の指導が重要であるが、授業は教師からの一方的な説明と生徒に板書を丸暗記させる手法が多くみられ、授業の質の改善が必要である。特に理科に関しては、理科室などの施設は無く、生徒の理解度は低い。また、理科・算数の専門知識のある教師がごくわずかしかおらず慢性的な教師不足となっているため、本要請となった。
活動中の隊員は高学年の算数と理科の授業、現地教員のアシスタント、現地教員だけでは手が回らないことをフォローしながら活動している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.8年生(日本の中学1年生にあたる)の理科と算数を担当教師とともに(または単独で)授業を行う(20コマ/週程度)。
2.同僚教師と協力し、理科および算数の効果的な教授法を共に考え、改善を図る。
3.同僚教師が理解不足の単元があれば代わりに授業を行う。
4.身近にある物を活用した教材・教具の開発や教師を対象としたワークショップを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コピー機、パソコン、教室(机と椅子、ただしボランティアの個人用の机はなし)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長(女性:40歳代)
同僚教師6名(女性5名、男性1名:30-60歳代)
活動対象者:同僚教師
主に、8年生の生徒(サモア語習熟度により低学年もあり得る)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(教諭免許(数学・理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒) 備考:現地教員の条件
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の希望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
居住はサモア人家庭にホームステイとなる予定である。