2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13919B07)
募集終了

国名
サモア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3
学校の外観 コンピュータールーム 授業風景

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ文化省

2)配属機関名(日本語)

マタツフ小学校

3)任地( ウポル島マタツフ ) JICA事務所の所在地( アピア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 船+バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

校舎は2009年に日本政府の無償資金協力で建設された。地方にある中規模公立の小学校。サモアの小学校は1月開始、12月終了で、4学期制である。8年制で5-12歳までの児童が在籍する。授業は日本と同様、担任の教師が全教科を指導する。公立学校は地域の代表者や保護者などで構成される学校委員会が運営しており、教育スポーツ文化省から教師が派遣されている。現在米国ピースコーが派遣されている(2020年12月まで)。児童数約130名、教師数5名。公立小学校は、児童1人に対し約4,500円/年のニュージーランド・オーストラリアの援助を受けている。年間予算は約60万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

サモアの教育分野の課題として挙げられるのが理科・算数の教育が不十分であることである。小学校において計算の基礎を十分に理解しないまま中高等学校へ進学するため、授業についてゆけなくなり、ドロップアウトしてしまう生徒も多い。よって、小学校からの理科・算数の指導が重要であるが、授業は教師からの一方的な説明と生徒に板書を丸暗記させる手法が多くみられ、授業の質の改善が必要である。特に理科に関しては、理科室はおろか基本的な実験道具すらない状態である。また、理科・算数の専門知識のある教師がごくわずかしかおらず慢性的な教師不足となっているため、本要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.複式学級(7-8年生)の理科と算数を主に担当し単独または担当教師とともに授業を行う(20コマ/週程度)。
2.同僚教師と協力し、理科および算数の効果的な教授法を考案する。
3.学習停滞児の学習支援を行う。
4.身近にある物を活用した教材・教具の開発や教師を対象としたワークショップを実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機、パソコン、教室(机と椅子)、

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長(女性:50歳代)
同僚教師5名

活動対象者:同僚教師
主に7年生以上の児童(サモア語習熟度により低学年もあり得る)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (教諭免許(数学・理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:現地教員の条件

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の希望

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

居住はサモア人家庭にホームステイとなる予定である。