要請番号(JL13919B10)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
財務省
2)配属機関名(日本語)
ロト・タウマファイ・ソサイエティ
NGO
3)任地( ウポル島バイテレ ) JICA事務所の所在地( アピア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1981年設立の地元NGOで、現在の校舎は2015年に中国支援により建設された。主に、脳性麻痺、精神遅延、ダウン症、自閉症や聴覚障害をもつ障害児・者に対し学校での教育(1~11年生:5歳~20歳位まで)、重度身体障害児・者への家庭訪問によるリハビリと日常生活指導を行っている。家庭訪問は首都のある本島ではほ毎日、隣島へは3週間毎に行っている。家庭訪問先は、両島を合わせて約165軒。学校に通う児童数は約120名。同僚は、学校スタッフ30名と巡回スタッフ9名。ニュージーランド、オーストラリアや欧米からのボランティア受け入れも多い。年間予算は約4千万円。現在、隊員が活動している(2020年4月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国には、作業療法士や理学療法士養成機関がなく、現在国内には理学療法士が4名いるのみである。作業療法士に至っては、その職業さえ認識されていないのが現状である。本配属先のスタッフには数年に渡り受け入れている外国人理学療法士の指導により、有資格ではないが、少しづつ理学療法の知識は身に付けてきている。しかしながら、実務となるとまだ技術が足りず、引き続き日常業務を通して、有資格者からの助言を必要としているため。継続要請となった。活動中の隊員は、家庭訪問の巡回活動(本島1週間+隣島1週間)、学校での活動を1週間毎に行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先の学校で児童に対し、基本的な動作を回復させる理学療法を直接、あるいはスタッフに助言し、スタッフの知識・技術向上を図る。
2.配属先のスタッフとともに家庭訪問(8~9軒/日)をし、共に業務を行いながらリハビリ技術向上支援、治療計画の作成や患者のデータ管理方法について助言する。(3週間毎にスタッフとともに隣島へ出張する)
3.義肢装具の調整をし、調整方法をスタッフや親へ指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室(遊具)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:代表(男性:70歳代)、副代表(女性60歳代)
校長(カウンターパート、女性:40歳代)
同僚スタッフ約36名(20-60歳代、うち3割は障害を持っている)
活動対象者:同僚スタッフ
巡回先や学校の児童やその家族
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:助言を求められるため
[参考情報]:
・小児経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
児童の両親への助言や指導を求められるため、小児経験が必要。