2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13919B16)
募集終了

国名
サモア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/3
隊員の活動風景 居住予定のスクールコンパウンド 校舎の外観

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ文化省

2)配属機関名(日本語)

サレアウラ小学校

3)任地( サヴァイイ島サレアウラ ) JICA事務所の所在地( アピア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 船+バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

校舎はEUの支援により建設された公立の小学校。配属先は、首都のある本島ではなく隣島に位置する。サモアの小学校は1月開始、12月終了で4学期制であり、8年制で5-12歳までの生徒が在籍する。授業は日本と同様、担任の教師が全教科を指導する。サモアの公立学校は地域の代表者や保護者などで構成される学校委員会が運営しており、教育スポーツ文化省から教師が派遣されている。生徒数約115名、教師数7名。公立小学校は、生徒1人に対し約4,500円/年のニュージーランド・オーストラリアの援助を受けており、年間予算は約50万円。2019年7月まで隊員が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

サモアの教育分野の課題として挙げられるのが理科・算数の理解度が高くないことである。小学校において計算の基礎を十分に理解しないまま中高等学校へ進学するため、授業についていけず、ドロップアウトしてしまう生徒も多い。そのため、小学校からの理科・算数の指導が重要であるが、授業は教師からの一方的な説明と生徒に板書を丸暗記させる手法が多くみられ、授業の質の改善が必要である。特に理科に関しては、理科室はおろか基本的な実験道具すらない状態であり、生徒の理解度は低い。また、理科・算数の専門知識のある教師がごくわずかしかおらず慢性的な教師不足となっているため、本要請となった。前任は4年生以上の算数の授業、座学以外の体育の授業、学習停滞時への学習支援を行っており、現地教師だけでは手が回らないことをフォローしながら活動していた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.4年生から8年生の理科および算数を主に担当し単独で授業を行う(20コマ/週程度)。
2.全学年の体育の授業を単独で行う。
3.学習停滞児の学習支援を行う。
4.教師の理科および算数の知識/能力改善の向上に努める。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プリンター、パソコン、ラミネーター

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(50歳代、女性)
同僚教師6名(20-50歳代)

活動対象者:主に4年生以上の生徒(サモア語習熟度により低学年もあり得る)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (教員免許(教科・校種不問))

[性別]:(女性) 備考:居住環境の関係上

[学歴]:(短大卒) 備考:現地教員の条件

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先敷地内にある職員住宅に居住することになる。