2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16619B04)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

公衆衛生局 プライマリ・ヘルス・ケア課 NCD対策ユニット

3)任地( コロール ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

保健省公衆衛生局は、隊員の所属するプライマリ・ヘルス・ケア課の他、環境衛生課、メンタルヘルス課、口腔衛生課の4課から成る。プライマリ・ヘルス・ケア課は、更に感染症疾患、予防接種、在宅医療等のユニットに分かれる。
NCD対策ユニットは、肥満や糖尿病・がん・高血圧症等の非感染症疾患対策を一元的に担当し、これらの予防対策に関するプログラムを実施している。また、地方部に位置するコミュニティ・ヘルスセンター(CHC/診療所)とも連携を取り、健康セミナーや健康教育の啓発活動を行うなど、国民の健康増進・病気予防に役立つプログラムの普及・促進に努めている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオでは偏った食生活や運動不足等、不健康な生活習慣を起因とする疾病が大きな問題となっている。肥満率は世界第3位という統計もあり、2018年は大統領自ら「Year of Good Health」と宣言して国民に健康増進を呼び掛けるなど、保健省を中心にNCD対策を強化している。
現在同配属先のスタッフは医療従事者あるいは事務スタッフのみであり、運動面からサポートできる専門性を有する人材がいない。NCD対策として運動療法が有効なことは明らかであり、成人のみならず小児肥満対策として生徒・児童、そして中高年から高齢者に至るまで幅広く運動療法による健康維持・増進が期待され体育隊員の要請に至った。
なお、体育隊員の要請と併せて栄養指導を行う栄養士隊員の要請も挙げられており、隊員の派遣に至った場合には協力して活動することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

保健省同僚及びJICA栄養士隊員と協力して、以下の健康増進・NCD対策に資する活動を行う。
1. アウトリーチ活動としてコミュニティを訪問し、BMI値測定により肥満のスクリーニングを行う。
2. 肥満症や非感染症疾患患者及びその予備軍に対して、減量のための個別運動指導を行う。その際、現地の生活環境に適した負荷の低い継続可能な運動メニューを提案し、運動習慣の定着をはじめ健康的な生活習慣の確立を支援する。
3. 定期的に対象者の運動実践状況を確認し、それを評価するとともに必要な改善点を指摘する。
4. 保健省主催イベントやコミュニティーのニーズに合わせて、全世代を対象に「病気をしない体づくり」や「健康増進」を目的とした楽しみながら体を動かす機会を多く提供する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

BMI測定器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:NCDユニットプログラムマネージャー
NCDユニット職員(NCD・糖尿病・がん予防担当、CHC担当、Health Educator)

活動対象者:非感染症疾患患者及び予備軍、生徒・児童、青少年~中高年・高齢者

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
    (健康運動実践指導者等の資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・活動内容に関する経験が2年以上あると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員は、配属先が手配する家庭でホームステイをします。