2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16619B06)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ガラード小学校

3)任地( ガラード州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パラオにある17の公立小学校(別に私立小学校2校)の一つであり、小規模校に分類される。生徒は、1~8年生(6~14歳/7・8年生は日本の中1・2年生に相当)まで男女共学で46名。各学年1クラスであるが、生徒数が少ない学年は複式学級で授業を行うこともある。新年度は8月開始の4学期制。
主要5科目(英語、算数、理科、社会、パラオ語)のほか、体育や保健(健康)の授業がある。学校スタッフは、校長、一般教諭、体育教諭、特別支援教諭等。パラオの公立小学校は全校で給食が提供されるとともに、スクールバスが運行されている。2018年9月まで小学校教育隊員を派遣し、2~8年生への算数指導や教材開発を行った。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオでは、初等・中等教育における理数科学力の低さが著しく、特に算数の成績は全学年を通じて低い。また、パラオではシンガポール算数(math)を取り入れ授業を行っているが、2017年度より開始と導入して日が浅く、教員も指導法を学びながら授業を行っている状況である。教育省は、低学年の基礎計算力の向上を課題として挙げ、教諭指導員の巡回指導やワークショップ等での授業研究の場を提供し、小学校算数教育の改善に力を入れている。
同校では2018年8月校長が交替。新校長は、これまでの隊員活動を高く評価。その結果、指導経験が浅く、教授法の知識が不足している教員に対する指導や教材開発、生徒の学力(計算力)向上を目的に、隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・対象学年(前任者は2~8年生を担当)の生徒に、当国JICA算数部会で作成した計算ドリルを活用しながら算数の授業を行う。
・同僚教諭の行う算数の授業をサポートし、生徒への個別指導を行う。(チーム・ティーチング)
・同僚教諭とともに授業の振り返りを行い、授業改善に向けてアイデアを出し合う。
・同僚教諭とともに、生徒の算数への興味を引き出しつつ、効果的な授業に向けた教材開発を行う。
・JICA算数部会に所属し、隊員間での課題や成功事例を共有し、教育省への提言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プロジェクター、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

1年生~8年生の児童46名
校長、一般教諭(6名)、体育教諭、特別支援教諭、司書教諭。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員は、配属先が手配する家庭でホームステイする。