2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16619B07)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

マリステラ小学校

3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パラオにある19の小学校のうち2校ある私立小学校の一つ。1957年創立。カトリック教会が、オーストラリアからの資金援助を受けて運営。幼稚園を併設。生徒は、1年生~8年生(6~14歳)まで男女共学で218名(2018年度当初)。公立小学校を含め、中規模校に分類される。各学年1クラス。新年度は8月開始の4学期制。
主要教科は、宗教、英語、算数、理科、社会、パラオ語。そのほか、体育、保健、音楽、図工の授業も行う。学校スタッフは、校長、副校長、学級担任(9名)、専科教諭(5名)、その他スタッフ。パラオ人以外にフィリピン人等外国籍教員も多い。
2020年3月までの予定で、小学校教育隊員が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオでは、初等・中等教育における理数科学力の低さが著しく、特に算数の成績は全学年を通じて低い。また、パラオではシンガポール算数(math)を取り入れ授業を行っているが、2017年度より開始と導入して日が浅く、教員も指導法を学びながら授業を行っている状況である。
その中で、私立学校である同校は、他の公立小学校に比べ平均的な学力は高いものの、生徒間の学力の差は大きく、教員間の指導力にも差を有する。
JICAでは、過去3代に渡って隊員を派遣し、学級担任と協力しながら主に低学年(1~4年生)への算数指導を行うとともに、同僚教諭への助言を行ってきた。また、歴代隊員が作成した計算ドリルを活用した指導により、生徒の学力(計算力)向上に貢献してきた。今回、更なる学力向上と教諭の指導力向上を目的に、後任隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

直接生徒へ授業を行うことは想定しておらず、低学年(1~4年生を想定)の学級担任と協力しながら、以下の活動を行う。
・同僚教諭の行う算数の授業をサポートし、生徒への個別指導を行う(チーム・ティーチング)。
・同僚教諭とともに授業の振り返りを行い、授業改善に向けてアイデアを出し合う。
・同僚教諭に対し、授業計画や授業展開についての助言を行う。
・JICA算数部会で作成した計算ドリルを活用し、生徒の学力(計算力)向上に努めるとともに、算数への興味を引き出す。
・同僚教諭に、計算ドリルの効果的な活用方法を指導する。
・JICA算数部会に所属し、隊員間での課題や成功事例を共有し、教育省への提言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン(職員室及びパソコン室に共有パソコンあり)、プリンター、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

1年生~4年生の児童103名
校長、副校長、学級担任(9名)、専科教諭(5名)、コンピュータ教諭、司書教諭、カウンセラー、その他事務職員。(パラオ人のほか、フィリピン人、ミクロネシア人、アメリカ人と外国籍教諭が多い)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:同僚教諭の経験を考慮

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員は、配属先が手配する家庭でホームステイする。