2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16619B08)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
11代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

コロール小学校

3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パラオにある17の公立小学校(別に私立小学校2校)の一つであり、パラオ最大の小学校である。生徒は、1~8年生(6~14歳/7・8年生は日本の中1・2年生に相当)まで男女共学で690名(2018年度当初)。各学年3~4クラス。新年度は8月開始の4学期制。
主要5科目(英語、算数、理科、社会、パラオ語)のほか、体育や保健(健康)の授業がある。学校スタッフは、校長、一般教諭、体育教諭、特別支援教諭等。パラオの公立小学校は全校で給食が提供されるとともに、スクールバスが運行されている。2020年3月まで小学校教育隊員が派遣中であるが、活動内容が「体育」中心となるのは同隊員に次いで2人目である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオでは、「体育科」授業の重要性を早くから認識。2003年には体育科教育のカリキュラムが完成し、現在までにほぼすべての小学校に体育科専任教諭が配置されている。現在、同校では690名の児童に対し2名(プラスJOCV)の体育科教諭を配置し、全学年全クラス週1時間(45分)の授業を行っている。しかし、体育科教諭は系統的な授業運営や指導法を学習しておらず、単発的な授業内容に終始している。
教育省は、体育科教諭の指導力向上を目的に、定期的に研修会を開き体育科教諭の育成を図っているが、改善の余地がまだある。また、政府は2018年を「Year of Good Health」と宣言し、肥満対策等健康な体作りのためには幼少期からの運動習慣確立の必要性を認めている。このような背景から、教科としての体育への期待が非常に高く、今後一層の体育科授業の充実が期待されているところ、継続した隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・同僚教諭の授業を視察し、授業改善に向けた助言を行う。
・同僚教諭に対し、授業計画(単元目標までの道筋)や授業展開(授業のめあて達成までの道筋)について助言する。
・同僚教諭と、児童の運動習慣確立に向けたアイデアを共有する。
・低学年児童へ、体つくり運動を中心としたモデル授業を実践する。
・スポーツデー(運動会)の開催を支援する。
・現場における体育科授業の現状と課題を教育省へ報告する。
・教育省主催研修会の開催を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

授業に必要な基本的体育用具一式(ボールは各種類1球以上)、フィールド、体育館(屋根のみ)、PEルーム

4)配属先同僚及び活動対象者

1年生~8年生の児童690名
校長、副校長、学級担任(32名)、体育教諭(2名)
特別支援教諭、司書教諭、コンピュータ教諭
体育科教諭:40歳代男性(教科主任/経験5年)、20歳代男性(経験1年)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員は、配属先が手配する家庭でホームステイする。