2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21216B10)
募集終了

国名
ベリーズ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方行政省

2)配属機関名(日本語)

オレンジウォーク町役場

3)任地( オレンジウォーク郡オレンジウォーク ) JICA事務所の所在地( ベリーズシティ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

オレンジウォークはベリーズ第4の都市。人口は約1万3千人。オレンジウォーク郡の郡都である。住民の多くはメスティソ系であり、スペイン語を母語とする人が多い。また、相当数のメノナイト(ドイツ系キリスト教徒)が共同体を作り、農業を行っている。オレンジウォーク町役場はオレンジウォーク市とその周辺部に行政サービスを提供している。オレンジウォーク郡はベリーズの主要産業である農業の中でも主要作物であるサトウキビの主産地であるが、サトウキビの生産高は伸び悩んでおり、また、砂糖輸出に関しても将来の不安要因がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

オレンジウォーク町役場ではオレンジウォーク郡の主要作物サトウキビ価格の伸び悩み等、輸出の不安要因から、他の有望な作物の発掘とその普及を目指している。同郡においては、在留日系会社が周辺農家との契約により、海島綿と呼ばれるカリブ周辺諸国のみで栽培されている希少価値の高い良質な綿花を栽培、全量を日本へ輸出している。町役場としてもこの海島綿のポテンシャルに注目しており、海島綿の栽培が周辺住民の生活・収入向上につながるとの期待が大きい。そのための栽培技術取得の支援、共有機材の有効活用とコーディネート、栽培・収穫マネージメント支援を期待されている。
なお、この海島綿栽培に関しては、当地のNGO団体に草の根無償援助が実施され、共有機材が導入されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

農業経営の多角化をとおし、生活の向上を目指す活動である。隊員が取り組む主要な作物は、希少で品質が良い綿花(海島綿)が中心である。以下のような活動が期待されている。
1.社会的、文化的、技術的な側面を考慮し、「海島綿栽培の普及」をテーマとするセミナーを運営する。
2.農業マネージメント業務を手掛けられる人材育成サポート。
3.地域で共有する農業機械等の利活用が円滑に行われるための人づくりサポート。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピュータ、プリンター、執務机

4)配属先同僚及び活動対象者

町役場アドミニストレーター(男性、30代)
海島綿栽培農場主(男性、日本人、70代)
海島綿普及対象(メノナイト、主に男性、年齢は20代から70代)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:メノナイト文化への対応のため

[学歴]:(大卒) 備考:指導員として活動するため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

海島綿に関する知識や栽培方法は、現地で学習できる。専門的な知識・経験は必要ない。