【配属機関概要】

3）任地（ ハッティビル ） JICA事務所の所在地（ ベリーズシティ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属省庁には少年院にあたるYouth Hostelと児童更正施設にあたるYouth Challengeがある。Youth Hostelは犯罪歴のある男女、Youth Challengeは非行歴のある少年の為の教育および職業訓練施設。両施設は18歳までの青少年を対象とし、Youth Hostelは約50名の男女を収容、Youth Challengeは40名を受入れている。スタッフは施設運営を担当する常勤スタッフが30名で、講義や実習、カウンセリングは主に非常勤講師が担当。2018年度4次隊で青少年活動の隊員をYouth Hostelに派遣中であるが、他国のボランティアの受入実績は無い。

【要請概要】

1）要請理由・背景

Youth HostelとYouth Challengeは同じ敷地内にあり、職業訓練は共通プログラムとして実施され、インストラクターは両施設を兼務している。職業訓練には農業、木工、洋裁(女性)などの訓練科目があり、職業訓練は月曜から金曜までの日中に実施されている。それぞれの職業訓練はインストラクターが指導に当たっているが、専門性がそれ程高くなく、生徒を指導するスキルも低く十分な技術指導ができていない。配属省庁ではYouth Challengeを終了した者を職業訓練校へ進学させる構想があるが、学力の面から実現には至っていない。2018年度3次隊の木工隊員が現在活動中で、現地のインストラクターと協力して訓練生のスキル向上や訓練内容の改善、訓練計画の策定に協力しているが、訓練内容の改善や訓練計画の策定には時間がかかるため後任要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.ボランティアは木工のインストラクターとして、木工の授業を担当する。
2.木工の授業では主に家具(机・椅子・木製ロッカーなど)の製作を指導する。
3.関連施設(鶏舎・豚舎・ビニールハウスなど)の修理も行う (天井張り替え ドアの付け替え テーブルの修理など)を生徒と共に実施する。
4.日本文化紹介など、ボランティアが実施可能なアクティビティを担当する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ノコギリやハンマーなどの手道具、昇降盤(グリズリー)、ボール盤(グリズリー)、手押し鉋盤(グリズリー) 、ボール盤(グリズリー)、ホゾ加工盤(グリズリー)、旋盤(グリズリー)、自動鉋盤(デルタ)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:所長:50歳代、男性
木工インストラクター1名、男性、40歳代

活動対象者:指導対象者は14歳から17歳の男子
Youth Hostel:約15名、Youth Challenge:最大で40名

【資格条件等】

[参考情報]：

　・指導経験が1年以上あると良い

【地域概況】

【特記事項】