要請番号(JL21517A03)
募集終了
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
コスタリカ大学
2)配属機関名(日本語)
コスタリカ大学 ファビオ・バウドリット農業試験所
3)任地( アラフエラ市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
コスタリカ大学の分校であるファビオバウドリット農業試験所では、大学の授業を行うだけでなく、調査機関としても機能している。これまでに実施した大きな調査は2つ。UNESCOの世界遺産に登録されているサンタロサ国立公園での乾燥林の調査や熱帯高山地帯での調査である。年間予算は、1.5億円。職員数は、35名、その内20名が教員。
JICAは、1992-1997年に有機農業のプロジェクトを同配属先と実施しており、その間に15名のJICAボランティアの受入経験がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
コスタリカ大学総長審議会(CONARE)が、配属先に対し熱帯高山地域での樹木の生息域の変遷調査を継続するための資金援助について承認する予定であり、同調査が2017年6月から2019年5月まで実施予定である。調査では、松やオークなどの樹木が気候変動によって、生息地の気温が上昇することによって生息域の変化が生じるかの研究を行う。その調査への協力が求められている。
また同調査にかかわる14名の学生(学士課程、修士課程、博士課程)への調査方法の指導もボランティアに求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.農業試験場のあるアラフエラ市から3時間離れたサン・ヘラルド・デ・ドータ市の熱帯高山地帯で調査を行う。
2.サン・ヘラルド・デ・ドータ市の熱帯高山地帯に生息している樹木の同定。
3.同地域の植生分布図の作成。
4.同調査の発表にかかる準備。
調査のため、3ヵ月ほど標高2,000mの調査地域に滞在する必要がある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
研究室、光合成測定器、樹液巡回測定器、乾湿球温度計、土壌湿度計、放射量測定器など
4)配属先同僚及び活動対象者
上司 植物生理学博士 55歳
14名の学生(学士課程、修士課程、博士課程)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:指導的な立場に立つため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・大卒(生態学)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)