【配属機関概要】

3）任地（ コレドーレス市 ） JICA事務所の所在地（ サンホセ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 6.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

コレドーレス市はコスタリカ南部太平洋岸の中心都市で、人口5万人。油やし栽培で発展した都市で、現在はパナマへ通じるパンアメリカンハイウェイのコスタリカ側の国境の都市として物流が盛んである。
市役所の2016年度の予算は1050万USドル。JICAボランティアの派遣は4代目で、カウンターパートも日本での総合的な廃棄物処理研修に参加し、ボランティア活動への理解が高い。
同市内の厚生省にも環境教育ボランティアが在籍し、市役所と連携した活動を行っている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

コスタリカにおいてゴミ処理は各自治体共通の悩みである。コレドーレス市は市内に最終処分場を持つ数少ない市であるが、もともと谷であった処分場は持ち込まれるゴミにより平坦化し、遠くない将来に受け入れが不可能になると見込まれる。
コレドーレス市役所では2011年から2名の環境教育ボランティアを受け入れ、その活動を発展させるべく平成27年度4次隊で手工芸ボランティアを受け入れた。これまでゴミとして処分されていた古紙、プラスチック類を使ったリサイクル品製作を実施するなど、多角的なゴミ減量に取り組んでいる。
コレドーレス市役所ではさらに有機ゴミ減量のため、家庭コンポストの普及や、コミュニティ(学校)レベルでのコンポストを推奨しており、これらの活動を推進するため、本ボランティアの要請となった。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

コレドーレス市の有機ゴミ減量をすすめるため、以下の活動の中で可能かつ有効なものを同僚と行う。
1.市民に対する家庭コンポストの講習の実施と、コンポスト作成の技術的な支援。
2.学校における教員、生徒に対する、環境教育の実施とコンポスト作成の技術的な支援。

現在活動中の手工芸隊員が行う、リサイクル品製作についても、その継続の支援を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

環境課執務室。(同僚2名と勤務)

4）配属先同僚及び活動対象者

環境課同僚
50代女性 環境課在籍7年。2011年日本にて総合的な廃棄物処理研修受講
20代女性 環境課在籍4年。2016年日本にて総合的な廃棄物処理研修受講

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】