2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21517B06)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
C402 養殖
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国立職業訓練センター

2)配属機関名(日本語)

水産局

3)任地( プンタレナス県プンタレナス市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ県サンホセ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国立職業訓練センタ―は、産業の発展を支える優秀な労働人材を育成することを目的に1965年に設立された。職種毎に全12部門があり、国内に9つの地方支部、54ヶ所の職業訓練施設を持つ。運営は国の税金によってまかなわれており、授業料は無料、経済的に困難な学生向けの奨学金制度等も充実している。職員数は約3000人。の配属先である水産局は、国内の漁業関係者の生活向上、また漁業を通じた国の経済的発展を推進することを目的としている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

プンタレーナス市ニコヤ湾の漁民は約3000人と言われているが、近年は乱獲による水産資源の減少と禁漁期の実施により大打撃を受けている。漁民は副業を持たない者が多く、安定した収入を確保できずにいる。この状況を改善するため、配属先である国立職業訓練センター、ナショナル大学、コスタリカ水産公団、社会協力機構などが協力し、現在、さまざまな養殖プロジェクトが実施されおり、牡蠣養殖プロジェクトは2010年にスタートした。大学からの人口種苗提供を受けて現在5カ所で試行的な牡蠣養殖が行われているが、稚貝の生残率・成長率共に低く、これを改善するため2016年から養殖の初代JVが派遣された。初代の活動結果を踏まえ、更に調査を行いながら、現場に即した養殖方法の改善が期待された為、後任の申請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

初代JVは、既存の養殖法における生育環境の調査、個体データの採取、食害の実態調査等を行った。その結果、養殖カゴの目合を変えることで、海水交換を良好にして、プランクトン供給を促進し、実入りの改善を目指した。しかしタコなどの食害被害の増加や殻への付着物除去などに労力が掛かる等、新たに改善すべき課題も出てきている。
1. 牡蠣養殖のパイロットサイトを訪問し、養殖手法、生育環境、個体データ、流通・販売状況等について調査を行う。
2. 調査結果に基づき、食害の防除や管理作業の省力化等、各現場に適した養殖手法や資材について考察・実験を行う。3. 配属先の同僚に対し、1.2.についての技術移転を行う。
4. 配属先の同僚と共に、各養殖場に適した養殖手法を検討し、生産者への提案・指導を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机等

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート 30代女性 海洋生物学者
五カ所の牡蠣養殖場の市民 20-50代 各養殖場5名程度

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務を遂行するため必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10 ~30 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ボートやフェリーに乗って、養殖場を訪問する必要があります。