2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21519B09)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画省

2)配属機関名(日本語)

バルバ市役所

3)任地( エレディア県バルバ市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ県サンホセ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

バルバ市は、首都サンホセの北東部に位置する人口4.5万人ほどの小都市である。バルバ市役所の2017年度予算は約549万USドル。同市役所環境課では、担当職員と技術者の2名で同市の廃棄物回収や公園管理等を担当している。市の財政改善の一策として、分別回収の導入や生ゴミの削減を目指している。同市にはコスタリカ国内一大きな民間の資源回収場があり、同施設と提携した職員研修会等も盛んに行なわれている。2018年10月より初代隊員が活動中である。またカウンターパートは2019年に日本で廃棄物処理の研修を受講している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

コスタリカにおいてゴミ処理は各自治体共通の悩みである。バルバ市役所では、毎月900トンの廃棄物を回収しており、これを近郊の最終処分場まで運ぶ為に、7千USドル/週のコストがかかっている。財政負担を減らす取り組みとして、現在、バルバ市内全6地区のうち、2地区については分別回収が実現されているが、回収量は毎月8トン程度とまだまだ少なく、残り4地区への分別回収の導入と、住民への分別指導、意識喚起が必要である。また、収集される廃棄物のうち、生ゴミが約55-60%と一番高い割合を占めており、この減量にはコミュニティや学校レベルでのコンポストの導入が有効であると考えられる。上記の課題に対し、市職員や住民と一緒になって環境施策を推進するため引き続き協力隊の活動が求められ、本要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.バルバ市の住民(学校、自治会等)に対し、分別収集についての講習と環境教育を実施する。
2.学校や地域の食堂等において生ゴミ削減を目的としたコンポストの導入を行う。
3.上記の実施状況についてモニタリングし、市役所への定期報告・提言を行う。

また上記活動の進展状況によっては市役所で有機ゴミ処理のためのコンポストセンターを設立することも考えられるので、その際にはセンター設立、運営への助言が求められる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、執務机

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート: 環境課職員女性 30代
同僚:環境課職員男性 30代
分別作業場 職員
バルバ市住民 (自治会等住民グループ、小・中学校等)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等程度の学歴

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・コンポストに関する知識を有すること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

コスタリカ国内で環境教育隊員が複数の市役所で活動しているので、予定されている活動について、先行事例を参考にすることができる。住居はホームステイを想定。