2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22416B01)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

小児口腔予防衛生協会 ソンリサ
NGO

3)任地( アルタグラシア県イグエイ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1991年に創立したNGOで、年間予算は約3000万円。国内にある10か所の診療所で診療を行うほか、診療所内で虫歯予防などの講習会を実施している。また、2台の診療車両を使って、コミュニティを巡回し、歯科治療や講習会を実施。診療所までのアクセスがない住民にも活動範囲を広げている。その他にも、子供たちが、パソコンを使って口腔衛生、栄養問題、児童の権利、公衆衛生、薬物問題、性感染症についての発表することも行っている。これまで歯科医、ソーシャルワーカー、コミュニティ開発JVの活動実績がある。カナダ、アメリカからのボランティア受入経験あり。
http://clinicasonrisas.org/

【要請概要】

1)要請理由・背景

世界保健機構の発表によると、開発途上国の60~90%の子供たちが虫歯に悩んでおり、任国でも大きな問題として口腔衛生に関心が高まっている。しかしながら、歯科治療は多額の治療費がかかることもあり、治療を受けられず苦しむ住民も少なくない。そのため、同配属先では、患者に対し安価で歯科治療を実施するとともに、虫歯にならないための過ごし方など、口腔衛生指導を実施している。また、最近では健康維持に関する分野でも、近隣小中学校及び婦人グループへの巡回指導にも力を入れ始めている。現在、国内に10カ所の歯科診療施設を持っており、各施設に衛生教育の担当者を配置している。ボランティアには、同僚と協働し質の高い口腔衛生教育を実施すると同時に、担当者の指導力向上ためのサポート・助言が期待されおり、本要請となった。施設は、サント・ドミンゴ県に4カ所、その他北部地域に4カ所、東部地域に2カ所ある。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と共に働きながら、主に地域住民の歯科(口腔)衛生に焦点を当て、以下の活動を行う。
1.住民の虫歯/口腔衛生に対する考え方や捉え方など、保健衛生意識の調査を行う。
2.それに基づき住民の年齢、性別などに配慮した口腔衛生意識向上のための講習を開催する。
3. 講習会で使う、分かりやすい資料や教材の製作・改訂を支援する。
4.NGOが運営する他の診療所を訪問し、衛生教育の運営状況に対して意見交換や提案を行う。
5.児童生徒・住民を対象に健康な生活を目指した食生活改善、生活習慣病予防、性感染症予防、薬物禁止などの活動にも可能な範囲で協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

いす、机、その他事務備品

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚(教育担当責任者 ) 20代女性 1名
主な活動対象は、配属先への通院患者(主に年少者・女性) 30名程度/日

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:活動対象者が女性、年少者のため

[学歴]:(大卒) 備考:現地同僚のレベルに合わせるため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

電気・水道・インターネット・電話などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。