要請番号(JL22416B03)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サント・ドミンゴ自治大学
2)配属機関名(日本語)
サント・ドミンゴ自治大学芸術学部
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サントドミンゴ自治大学は、1538年創立の南北アメリカ地域で最も古く、当国で唯一の国立総合大学で9学部114学科からなり、社会人にも広く門戸を開放している。また、全国にある分校を含めると、正規の登録学生数は約12万人を数える。貧富の差の激しい社会環境の中、各自の経済状況に左右されることなく、向学心のある学生に教育の機会を与えるという使命を果たしている。現在、首都キャンパスでは、JV1名(日本語教育)が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では、企業活動の発展に伴い、民間・公共問わず、企業広報、CM制作、商品広告等の広報デザインが注目されている。デザイン産業において、2D・3Dのデザイン・アニメーションが活用されており、職業としてデザイン産業に従事する人材を輩出する大学教育の役割も高まっている。同大学卒業生がグラフィックデザインを請け負う企業を立ち上げた実績(参照:http://morostudio.net/)もあり、同学部教授陣は、教育の質、特に実習の内容を発展させ、卒業生の国内デザイン業への就職が促進されることを期待している。同学部の学部長を初め、教授陣が日本の産業デザインや映画・アニメーション産業、舞台芸術への関心が非常に高く、日本人のボランティアから新しい知識や技術を学ぶことを期待し、今回の要請に至った。同学部では、舞台芸術・演劇や洋服・服飾デザインの分野での長期ボランティアも要請中である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
新規要請であるため、副学部長や同僚教員と綿密に連携しながら、次の活動を行う。
1.芸術学部、広報デザイン学科の授業内容を把握する。
2.グラフィックデザインの授業で、同僚教員と共に、学生を指導する。
3.日本国内の広報媒体で使用されるデザインやアニメーションの例を明示し、教材作成を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、プロジェクター、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
芸術学部副学部長 男性50代
教員4名 男女40代
学生各学年30名程度(学生の年齢層10代~30代、年齢層は幅広い)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)美術 備考:国立大学で活動するため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく実習指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
指導対象に応じて夜間に授業が行われる場合がある。
インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。