2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22416B18)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

サンティアゴ市役所清掃公社

3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

市役所は約90万の市民に対し、一般行政サービスを実施する行政機関。職員数約3500名。配属先は同市役所付属機関の清掃公社で、毎日約1050トンの廃棄物処理、都市清掃・美化等を担当している。特に廃棄物処理に関しては、JICAが2001年から約10年間にわたり、清掃公社職員を日本研修に参加させ、またSV2名を派遣し、福岡方式最終処分場の整備・運営を含む総合的な廃棄物行政の構築支援を行ってきた。2012年8月から行政方針が変更し、福岡方式最終処分場の計画が頓挫したが、2013年8月に就任した新配属先長の努力もあり、福岡方式ではないものの、計画の再構築に向けて努力している。年間予算3200万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

清掃公社が管理している廃棄物最終処分場は、同市とその周辺市町村から収集されたごみが分別されずに直接捨てられており、大気・土壌汚染が深刻な問題となっている。これまで2008年から2代に渡るボランティア派遣により、福岡方式最終処分場建設、その稼働指導支援と市民に対する環境保護啓発支援が実施され、さらに草の根人間の安全保障無償資金協力による5台の塵芥車供与もあった。これらの相乗効果により、同市内のごみ問題解決と環境美化を推進する計画が進行していたが、現在は上述の状況である。塵芥車に関しては、2008年に配属先に5台供与されたが、現在稼働しているのは2台のみ。その故障を修理・メンテナンスできる技術者は1名しかおらず、自転車操業的な状況が続いている。また、近隣市町村にも同様の供与による車両があるが同様の問題を抱えており、サンティアゴ市・周辺地域全体の支援を期待され、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

整備場でゴミ収集車(塵芥車:日本製をメインに、アメリカ製、中国製、韓国製など)に関する故障診断及び修理について、配属先同僚と共に働きながら、整備部門担当者に対し技術支援を行う。(5.はできる範囲で実施する)
1. 電気・油圧系統のトラブル解決のための助言・技術的支援を行う。
2. 配電図理解のための知識を提供する。
3. 油圧の取り回しに関する助言・技術的支援を行う。
4. 整備に必要な工具等に関しアドバイスをする。
5. 配属先周辺市町村において1.-4. に関する内容について、出張ベースで実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

整備場(一般的な工具はあるが、専門的な工具はない)、一般事務機器、机・椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長:男性、30歳代、JICA研修参加経験あり(2011年7-8月、廃棄物管理)
C/P:男性(30歳代、大卒)
指導対象者:整備部門担当者

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・特装車整備経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

水道・インターネット・電話などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。