2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22417B01)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

サントドミンゴ東市役所

3)任地( サントドミンゴ県サントドミンゴ東市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

サント・ドミンゴ東市は、市街地の拡大に伴い2001年にサントドミンゴ市から分割された自治体であり、人口は約115万人。配属先である同市役所は、都市計画・基盤整備をはじめとする地域住民サービスを担う行政機関であり、年間予算は約570万USドル。青年海外協力隊(JV)の活動先となるコミュニティ開発課(職員22名)では、同市にある約500の住民組織に対して、『生活の質の向上』を目的とした活動を行っており、担当職員が各種調整業務を行っている。同課へのJICAボランティア派遣は初めてとなるが、他の課(環境管理課)には2017年3月までJV1名が活動し、またJICA研修員として日本で学んだ職員もいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、人口の急増により住民間でのコミュニケーションや近所の付き合いなどの連帯感が薄れ、さらにはサント・ドミンゴ東市民としての責任や意識が失われつつあることを懸念している。その状況を改善するため、コミュニティ開発課では、『生活の質の向上』に焦点を当てた地域の開発計画を住民組織を介して推進するなど、住民参加型のアプローチによる取り組みを行っている。今回、同課では日本の生活改善運動を参考にしたいとの要望があり、そのためJICAへボランティアを要請することとなった。JVは『生活改善運動』を紹介するとともに住民参加型の講習会へのサポート、また地域としての現金収入プロジェクトなどへのサポートを行う。JVにはコミュニティ開発課での活動とともに、地域清掃課や環境管理課とも連携した活動も期待される。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚とともに住民参加による『生活の質の向上』を目指して以下の活動を行う。
1.同課では住民グループによる現金収入プロジェクト『私の初めての仕事』が計画されており、その実施にむけて住民自らによる投資あるいは資金集めから、起業にむけてのサポートを行う。
2.住民グループによる起業についての講習会の実施やワークショップを行う。
3.地域のより良い連携に向けての計画策定へのサポートとワークショップの実施。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

基本的な事務機器、PC(DELL)、インターネットなど

4)配属先同僚及び活動対象者

コミュニティ開発部:部長、女性、70歳代、大卒、同課勤務11年
C/P:コミュニティ開発部青少年課職員、男性、30歳代、大卒、同課勤務11年
活動対象者:地域コミュニティ・プロモーター

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大卒の同僚との活動となるため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

生活改善運動に関する知識や経験があると良い。インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。