2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22417B18)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3
市役所 市役所の壁画

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

サルセド市役所

3)任地( エルマナス・ミラバル県サルセド市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は同国北部の内陸県であるエルマナス・ミラバル県サルセド市の市役所である。同市役所の職員数は254名であり、年間予算は約130万USドルである(2017年6月現在)。青年海外協力隊(JV)は市役所の生活環境部に所属する予定である。同部は主としてごみ回収・処理を担い、ごみ回収方法の改善、ごみ処理場の改善、学生や市民向けの環境教育など、深刻化するごみ問題の解決を第一の課題として様々な活動に取り組んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

サルセド市のごみ処理場は、ごみ分別の不徹底に起因する悪臭、環境汚染等の問題を抱えており、様々な改善活動にも関わらず未だ適切に運用できていない。それに加えてごみの自然発火による煙害により、ごみ処理場の周辺から住民居住区に至るまで環境汚染や病気(呼吸器・皮膚疾患等)が発生しており、市民から苦情が慢性的に寄せられている。
こうした状況の中、同市役所はごみ回収方法やごみ処理場の改善に取り組んでいる。そのために同市は市民の環境に対する理解度の向上が不可欠と考えており、生活環境部が中心となって環境教育を推進している。特にごみの適切な分別やリサイクルを推進し、より効率的・効果的なごみの回収・処理方法の実現に向けて努力している。同市では環境教育JV1名が活動中(2017年6月末まで予定)であり、本要請は後任要請となる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同市の生活環境部の一人として同部担当者と共に以下の活動を行う。
1.環境汚染を低減する一つの手段としてごみのリサイクルの利点を市民に伝える。
2.市内の学校を巡回し、ごみのリサイクルの仕方とその重要性を教育する。
3.ごみのリサイクルの方法を同部担当者に伝え、同部担当者の能力向上を支援する。
4.ごみ処理場の運用方法の改善について、同部担当者の担当者を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、パソコン、インターネット、他ボランティアが活動を実施する時に必要なもの

4)配属先同僚及び活動対象者

・60代男性職員、大卒(教育学)、環境教育プログラムの責任者
・約600名ほどの中学生、高校生
・約35,000人の市民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大卒の同僚との活動となるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。