2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22418A35)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
E102 再生可能・省エネルギー
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学技術省

2)配属機関名(日本語)

イサ大学

3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同大学は北部農村の地域振興を目的として、1962年に設立された農業高等専門学校を前身として、1986年に設置された。現在は農業に焦点を当てた実践的な研究教育機関として、生徒数約2,300人、教員・職員406人を有する。2015年度の予算は約660万USドル。同大学では気候変動に起因する課題に対応すべく、再生可能エネルギー研究室を設置し、2013年にドイツからの機材供与、専門家派遣が行われた。またJICAは同大学を実施機関とした技術協力「PROAMOH」(対ハイチ農業技術研修コースプロジェクト)フェーズⅡ(2016-2020)を実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

活動先となる再生可能エネルギー研究室は食糧生産・環境学部天然資源学科に所属し、ドイツから供与された機材を中心に、代替エネルギーとしての研究が行われている。すでに同分野は環境管理学科の必須教科、また農学課では選択教科として研究が進められ、ガス化やバイオディーゼルについての論文も発表されている。再生可能エネルギーの研究プログラムでは概論、水力、風力、太陽光、バイオマス、地熱などの基本的な知識を中心としたプログラムがあるが、今回このカリキュラムの確認と改善が求められ、ボランティアの要請となった。また、今後ドイツの援助でカリブ地域へのインターネットを通じた遠隔教育や、バイオエネルギーを利用した水産養殖の研究等も計画されており、更なる研究室内の知識の向上が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

再生可能エネルギー研究室にて、C/Pとともに以下の活動を行う。
1.研究カリキュラムについて、コンセプトや実習機材なども含めた計画見直しへの助言。
2.研究チームとしての調整・作業計画の作成。
3.再生可能エネルギープロジェクトへの提案と開発に向けたサポート。
4.エネルギー問題の解決に向けた研究活動へのサポート。
5.研究室内にある実験装置の有効活用に向けたサポート。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ガス化キット(All power lab,TOTTI IV)、ガス分析器(Wuhan,3100P)、バイオジーゼルプロセッサー 70G(Turner), 木片裁断機、机、事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

責任者:食糧生産・環境学部部長:男性、50歳代
C/P:再生可能エネルギー研究室担当:男性、20歳代、電気機械科卒、在籍3年
同僚2名:男性1名、ドイツからのボランティア1名(毎年1名が同席)
対象学生:18-25名/年(農学、環境マネージメント等の専門課程)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)工学 備考:専門性を持つ同僚と活動するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

配属先では1.バイオエネルギー(バイオガス)、2.ガス化、3.風力の順で研究を進めたい方針であるが、その他分野でも良い。インターネット・電気・水道などのインフラサービスは常時安定しているわけではない。