2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22418A37)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

プエルト・プラタ上下水道協会(CORAPPLATA)

3)任地( プエルト・プラタ県プエルト・プラタ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当国北部の観光都市であるプエルト・プラタ市に位置する配属先は、プエルト・プラタ県の住民に質の高い飲料水を継続的に提供することを主な目的としている公的組織であり、同県における帯水層の管理のほか、住民に提供するための地下水の飲料化および汚水・排水の処理、衛生管理等の業務を行っている。職員数は約500名、36万人が居住する市街域に35の送水路を有し、2017年の年間予算は785万USドル。青年海外協力隊(JV)は、環境・リスク管理部のアドバイザーとして活動予定。
www.coraapplata.gob.do

【要請概要】

1)要請理由・背景

同水道協会では、近年ドミニカ共和国で開始された「新しい水の文化」プログラムの一環として、他政府機関と共に一般市民を対象とした飲料水、衛生、環境に関する教育を担うことになった。同協会では、2018年前半から後半にかけ、活動開始予定であり、大学、近隣住民グループやその他団体に対して、水の保全や節水などについての啓蒙活動を実施できるよう、同協会の職員数名を研修中である。また、同協会の建物内に水の博物館を設置予定であり、一般市民に向け水の重要性、社会における役割等について啓発・教育を行うことを目指している。しかしながらこのような取り組みは同協会にとって新しい試みとなるため、水・衛生・環境に関する啓発活動の進め方や、その内容および教授法について充分な経験・知識が無いことから、その面で助言をするJVの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

環境・リスク管理部の同僚とともに、以下の活動を行う。
1.水・衛生・環境に関する啓発活動の進め方や、その内容および教授法について必要な助言を行う。
2.大学や小・中・高等学校を訪問し、水の重要性、採水、水の循環について、啓発活動を行う。
3.水の博物館で行われる講習会の実施に係る調整や展示方法及び内容への助言等を行う。
4.住民向けの啓発活動に関し、より良い方法について、環境・リスク管理部に助言する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピューター、インターネット、デスク、事務消耗品、他活動に必要な機材。

4)配属先同僚及び活動対象者

環境・リスク管理部長、建築家
「新しい水の文化」プログラムのメンバー数名
その他メディア教育の学部生、近隣住民グループ、畜産・農業関係者、小規模企業経営者等

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大卒の同僚との活動となるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠のため

[参考情報]:

 ・環境関連活動、教育、企画・運営等の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。
配属先にとって新しい試み及び業務となることから、率先して新業務を推進支援できる方が望ましい。