2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22418B08)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

ラジオマリエン
NGO

3)任地( ダハボン県ダハボン市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ドミニカ共和国北西部、ハイチ国境付近にあるダハボン市にある地方ラジオ局。地域住民に寄り添いながら、その生活がより豊かなものになるよう、教育・文化・社会経済発展をテーマに、「高等学校教育」、「各種テーマを扱う教養番組」、「厳しい現実を直視報道する番組」、「国境付近の自国及び隣国ハイチの実情を報道する番組」などを配信している。ラジオ以外にも、生活改善を行う地域女性団体を支援している。代表はカトリック教会イエズス会の司祭で、年間予算は約18万米ドル。2005年、当国日本大使館の協力により、送信機(RVR社-5KW)を設置した。その他、米国の私立高校、ラテンアメリカ開発銀行などの支援を受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラジオを通じてコミュニティのニーズに向き合いその解決に向けて奮闘する中、交通アクセスの悪い地域に出向きその状況を報道するのも大切な任務の一つである。インターネットラジオの配信を導入することで、それらの人々の声を拾い上げ、同地域のネットユーザーに対しても広く情報提供できるようなシステムの構築を目指している。2010年のハイチ地震の際には、現地まで駆けつけ録音・配信をした経験があるが、特に災害時(地震・ハリケーン・洪水・火事)にリアルタイムにだれでもアクセスでき、簡単に必要な情報を受信できる情報媒体としての役割を上位目標として持っている。また、災害時の避難訓練などの啓発活動もラジオから配信し、災害時に備えることも念頭にある。しかし、同配属先は、同分野の専門的な知識・経験を有しておらず、できる範囲内で運用しているため、その改善を求めて本要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

現在利用している機器環境で配属先の職員・システムエンジニアと一緒に以下の活動をする。
1.広域地域の70の女性グループ(ラジオ局開設当時「1976年」に自発的に発生)が調査する、住民の生活上の問題、健康状況、奥地の道路状況などを話し合う会議に参加し、配属先の職員とともにラジオで取り上げることを検討し、地域住民の生活改善のための支援をする。更に可能であれば以下の活動をする。
2.配信の自動化がスムーズにいくように現在のやり方を見直し改善方法を探す。
3.ネットを通じて接続する技術改善の支援。
4.インターネットラジオ配信のデータ管理(音楽、音源、映像、コマーシャル、リスナー、SNSなど)にかかる技術支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

HARDATA社 Dinesat Radio 8.1.1.7、Dinesat Pro Radio 10、DELL社 コンピュータ(7台)、Cisco 880 シリーズ ルーター(2台)、一般事務備品

4)配属先同僚及び活動対象者

1. NGO代表 60代 男性 神父
2. システムエンジニア 20代 女性(カウンターパート、経験年数8年)
3. 放送技術者 50代 男性(経験年数15年)
4. 10代助手男性
5. その他職員4名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・IT全般にある程度の知識がある方

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(18~37℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

電気・水道・インターネット・電話などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。海外移住事業にて日系人が初めて入植した場所の一つ。