2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22418B09)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3
待ちの高台にある公園市民の憩いの場

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

ラグナ・サラダ市役所

3)任地( バルベルデ県ラグナ・サラダ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ラグナ・サラダ市は、ドミニカ共和国北西部地域にある人口25,000人程度の小都市で、主産業は農業。降水量が少ないという地の利を生かして、有機バナナ栽培(バナナの房に袋かけをして病虫害を防ぐ)が盛んであり、欧州諸国及び米国に輸出している。それ以外にコーヒー、アボガド、コメなどが主な生産品である。市役所として、都市計画、公共施設維持管理、参加型開発の促進、社会支援プログラムの促進等を実施しており、年間予算は約50万米ドル。2008年に国連の小口資金援助で約1万米ドルでコンポストを作成するための機材・小屋などを導入したが現在は稼働していない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の廃棄物処理は、殆どの場合ごみの分別は無く、リサイクルも実施されていない。地方都市では、日々の生活ごみを最終処分場にまとめて廃棄し、放置されている状況がある。配属先の市役所では、毎日約100~150トンのごみ収集をしている中、現行のごみ処理方法を適切な形で整理し、生ごみやリサイクル品目を分別したいという強い希望があるものの、市民の協力を得られず、現在に至っている。現在所有する、コンポスト作成機材を再稼働させたいという思惑もある。教育省の方針を受け、授業時間が1日7時間に延長された市内の小中学校のカリキュラムに「環境教育」授業を取り入れ、幼少期からごみに対する意識改革をするという計画があるため、その授業を支援するボランティアの要請が挙げられた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

市役所の担当職員または小中学校の教師と一緒に以下の活動を実施する。
1.市内3校の小学校(全学生数約800名)と1校の中学校(生徒数約400名)に対し環境教育授業のカリキュラム策定と授業運営の支援をする。
2.ごみの分別方法について共に考え、リサイクル実施について地域住民に対する説明会の企画・運営の手伝いをする。
3.コンポスト制作の再稼働と実施の手伝いをする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピュータ(DELL)、インターネット、執務机、いす、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

市長 50代男性
カウンターパート 20代男性
小学生 約800名、中学生約400名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:企画・運営等を担当する上で必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

電気・水道・インターネット・電話などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。授業運営・立案などにボランティア精神を多く求められる。